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眠る冠者たち

2013年02月14日 22:00

今日は「シャンソンで覚える フランス語講座」の日。前回1月24日は,ここには書きませんでしたが,トレネの「街角」でした。YouTube が素晴し過ぎます。72年にボビノで歌うグレコグレコとのエピソードを語ってから歌うトレネミッシェル・ルグランのピアノ伴奏で歌うトレネと素晴しい動画が揃っています。もちろん曲そのものが名曲です。

今日は,受講生の方から以前僕が答えられなかった ご質問を ご自身で解決されたと,教えて頂きました。「ダンディダン雪の降る夜は」という曲の所在を問われて,なにもわからなかったのです。

正解はユーグ・オーフレイ。Pierre Delanoë, Hugues Aufray, Michel Fugain の共作だから豪華なラインナップでした。イメージは綺麗ですが,実はいまひとつわからない歌ではないかと僕には思われます。語りかける「君」は病気なんでしょうか,それとも雪に語りかけているのでしょうか。鳩のように僕の手の中にとまるのは人間には難しいもの。

日本でアルバムが出ている中の1曲でした。1966年。これは難問でした。
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音楽で送る

2013年02月13日 22:00

アコーディオン評論家渡辺芳也氏の通夜に参列しました。終わる間際に着いてアコーディオンを弾かせて頂きました。フリーベースの楽器を持っていたのでバッハを弾こうかとも思ったけれど,あんまりしんみりするのもと思ってミュゼットを。気持が昂ってしまったのでトマンの「アンファン・デモン」を続けて。

斎場の二階の直会の席には工藤絵里さんと岩城里江子さんがいらしてました。献花の間,お二人で弾き続けてらしたそうです。

トンボの真野さんなどアコーディオン関係の方々と話をしていると舞台「ピアフ」の千秋楽の打ち上げを抜けて桑山哲也氏が駆けつけて,とても素晴しい「忘却」を演奏されました。

祭壇には芳也さんの名前入りのアゼルバイジャンでオーダーした左手もピアノ鍵盤の特別なアコーディオンが置かれていました。

それから思い出の深い高円寺のボジョレー村でブルゴーニュを飲んで思い出話は続きました。ですから,この記事の日付は13日ですが,アップは翌日です。

なんらかの形で,いただいた ご恩が返せればと思います。
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速報!音楽の勝利賞

2013年02月12日 22:00

ヴィクトワール賞が発表になったというかフランスで授賞式特番があって,ほんの10年前ではあり得ないことに動画でほとんどのいわゆる熱い瞬間が追体験できるのだけれど,なんだか昔より遠い世界のできごとに感じられます。

C2Cの4冠はニュースですが…。
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オーケストラの魔女

2013年02月11日 22:00

ABC のファーストアルバムのアレンジが本当に格好良いと思っていたら,あの弦をやった Anne Dudley さんは Art of noise の人でした。なるほど!と思えなくてもこのCMの曲はご存知かもしれません。もっともダドリーさんは,この曲に関しては作曲には入っていないのですが,弦のアレンジは多分彼女でしょう。どうやら有名曲らしくジェット・ストリームのエンディングにも使われていたようです。僕は後期のアート・オヴ・ノイズと城達也機長降板間近のジェット・ストリームには熱心なリスナーではなかったので,ノー・マークでしたが…。(この項のリンクは工藤絵里さんのブログ「せせらぎ 木漏れ日 そよ吹く風」2013年2月9日(土)の記事を参考にさせて頂きました。)

ソロアルバムも出ていました。内容が確認できたのは,2003年の Seriously Chilled 2001年の A different light 。前者はBBCオケを従えた高級イージーリスニング,後者は映画のサントラやCMの音楽を中心にした映像的な音楽。どちらも,たいへん上等なものでした。やっぱりクラシックの教育をちゃんと受けた人はスゴいなぁと時々思います。
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訃報

2013年02月10日 22:00

いつもより記事のアップを12時間遅らせて様子を見ていましたが,まだネット上では Facebook に英文の個人的なメッセージが挙がっているのみで,日本語情報は皆無な状況ですので,ここでは お名前を控えさせて頂きますが,僕の知人で日本のアコーディオン業界の重鎮が,お亡くなりになりました。

昨日の午後,僕と大野修平氏とお見舞いに伺ったところ,既に午前中に息をひきとられた後。遅かりし由良之助。

追悼に一曲ピアソラに弾いて貰いましょう。もう一曲,故人と親交があったシブーカを。
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前説といっても「ぜんせつ」ではなく「まえせつ」

2013年02月09日 22:00

今日は大野修平先生のカルチャースクール「シャンソンのベルエポック」。いつものように開始15分前に前説(まえせつ)あるいはオープニングアクトとして話しました。今日のお題はジェネラシォン・ゴールドマン。受講生のみなさんにFamille のクリップとゴールドマン御大自身の1988年のヒット曲 Puisque tu pars 。をしっかり見て頂き,いろいろ お話しをし,リスペクトから3月に出る「フィフティーン・パリ」と,もうすぐでるトリヨの日本デビュー盤と22日に代官山であるショーケースライブの紹介もできました。 というのも,大野先生が10分遅れて到着されたからで,電車を1本逃したからだそうです。

今日の本題はブラッサンスでした。ブラッサンスのことを,いろいろ考えたのですが,その話は他日に取って置きます。

ところで,今回のトリヨのプロモーション来日にも最後のシャンソン評論家 大野修平はしっかり嚼んでいて,22日のショーケースの仕切りと通訳を任されるとおっしゃっていました。大野ファンも22日はぜひ代官山に行きましょう。
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巴里拾伍面相

2013年02月08日 22:00

リスペクト・レコードに試聴盤を送って頂いた,ダニエル・コラン&クレール・エルジエール「フィフティーン・パリ」。来月20日発売の新譜です。フランス語題を Quinze faces de Paris(巴里の15の顔)というこの作品は,ダニエルとクレールがこれまでリスペクトから発表したそれぞれのアルバムからタイトルにパリが入った曲を集めて再編集したアルバムです。

数年来好評を博した作品群からのセレクトですから内容が悪い訳はありません。なによりもエディットの妙を感じます。
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ヴァレンタインに郵便屋は来ない

2013年02月07日 22:00

ABC の「ヴァレンタイン・ディ」は容赦なく始まります。郵便屋が問題なのは英米のヴァレンタインは親しい人にカードを
贈る日だからで,もちろんプレゼントを贈っても良く,たまたまチョコレートであることもあるようですが,日本みたいにチョコ限定ではありません。

歌は,クリスマスにはサンタが来ないし,雨の日には傘が役に立ってくれない,知ったこっちゃないが,そういうものなのさ,と続きます。

ABC の Lexicon of love は僕が80年代で一番好きなレコードかも知れません。オリジナルのフォーマットだとA面のラストで,すごく盛り上がる曲です。歌詞の最後が,フレッド・アステアで終わるのが格好良い。
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Michelle L'amour ではなく

2013年02月06日 22:00

Michelle L'amourは,なんというかパフォーマですが…。それとは関係なく Michelle の L'amour というアルバムがありました。最近目につく非フランス製シャンソン・アルバムかと思えば,ドイツのベテランシンガーの近作です。サン・ジェルマンというタイトルの曲があったりしますが,あまりフランス的ではありません。

ミッシェルさんの出世作は1992年のこの曲。見事なくらい知りません。世界は広い。
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青い目が泣く雨の中

2013年02月05日 22:00

シリーズ「青い瞳」:フランシス・カブレルに Les Yeux Bleus pleurant sous la pluie がありました。良い歌だけれど,どこかで聴いたことがある,もしかしてエルヴィスのカバー?と思ったら半分当り。エルヴィスが,そもそもカバーでした。エルヴィスが生前最後に歌った曲らしい。オリジナルは1945年のロイ・エイカフという人。1975年にウィリー・ネルソンでヒット。曲が良くて然るべき人がちゃんと歌っているから,どれも良いのですが,オリジナルのアコーディオンの感じとか素晴しい。カブレルも,ちゃんとフランス語の歌になっているのでオリジナルのオケに乗せるとレトロなシャンソンになります。

この歌を思い出さなかったのは,邦題が「雨の別離」で青い瞳に触れてないからでは…ありませんね。
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地上の人が みんな瞳が青いとは限らない

2013年02月04日 22:00

忘れてました。フランスギャルの青い瞳。1968年。邦題「青い瞳に恋してる」。日本で渋谷系時代に売れに売れたベスト盤の通称「赤セーター」に入っていない曲だから,思い出さなかったのかも。
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青い目の音楽

2013年02月03日 22:00

黒い瞳ならばトラディショナルですが,青い瞳の曲もあります。ピアフに「あなたの目より青い(ものはない)」。これはゴーストな映像ですが,それもそのはずピアフと作者アズナブールの合成デュエットだから。ルー・リードに Pale blue eyes があります。コアーズのヴォーカルのアンドレアさんがカバーしたヴァージョンを聴くと曲の良さがよくわかりますね。
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ティ・アーモ ではなく

2013年02月02日 22:00

Je t'aime 2013 と題するコンピレーション・アルバムがありました。

イタリア盤なのに Je t'aime。いや,ユニヴァーサル・イタリアのコンパイルだからこその Je t'aime なのでしょうか。現物はもちろん,ダウンロードでも日本の iTunes に入っていないので入手不能ですが,トラックリストがユニヴァーサルのサイトにありました。

CD 1
01. Jovanotti - A Te
02. Eros Ramazzotti - Un Angelo Disteso Al Sole
03. Tiziano Ferro - L'ultima Notte Al Mondo
04. Moda - Come Un Pittore
05. Emma - Io Son Per Te L'amore
06. Vasco Rossi - Rewind
07. Cesare Cremonini - Una Come Te
08. Dolcenera - Ci Vediamo A Casa
09. Alessandra Amoroso - Estranei A Partire Da Ieri
10. Negramaro - Meraviglioso
11. Marlene Kuntz - La Canzone Che Scrivo Per Te
12. Noemi - Vuoto A Perdere
13. Pino Daniele - Sara Non Piangere
14. Negrita - Un Giorno Di Ordinaria Magia
15. Francesca Michielin - Distratto
16. Il Cile - Cemento Armato
17. Articolo 31 - Fuck You
18. Emis Killa - Parole Di Ghiaccio

CD 2
01. Rihanna - Diamonds
02. Robbie Williams - Different
03. The Lumineers - Ho Hey
04. Gotye Feat.Kimba - Somebody That I Used To Know
05. Frank Ocean - Thinkin Bout You
06. Amy Winehouse - You Know I'm No Good
07. Rebecca Ferguson - Nothing's Real But Love
08. Coldplay - Fix You
09. Norah Jones - Sunrise
10. Drake Feat.Rihanna - Take Care
11. Justin Bieber Feat.Big Sean - As Long As You Love Me
12. Leona Lewis - Feat.Avicii - Collide
13. Keane - Silenced By The Night
14. Lady Antebellum - Need You Now
15. Lana Del Rey - Blue Jeans
16. Tribalistas - Ja Sei Namorar
17. Gabrielle Aplin - The Power Of Love
18. Swedish House Mafia Feat.John Martin - Don't You Worry Child

こういうアルバムでは珍しくイタリアの曲と非イタリアの曲が完全分離。

それにしても非イタリア語曲は1曲だけスペイン語らしき曲がありますが英語ばかりです。こういう事情はフランスでもドイツでも大体同じで,去年ドイツでノルヴェンが売れたのは大健闘です。

このシリーズ,2010 年からの所在が確認できましたが,フランス語のタイトルの曲が1曲だけある!と思ったら L'amour toujours で英語の歌。 タイトルだけフランス語にするセンスはアルバムを Je t'aime とするのと同じです。この曲アメリカでもヨーロッパでもそれなりに有名ですが,フランスでは売れてないのです。
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マルボロ・マンの歌

2013年02月01日 22:00

先月23日にアコーディオンのレッスンの話を書きました。そこで教則本に取り上げられたフランスの子供の歌に関して「MALLEBROK ER DÖT I KRIGEN なんてタイトルがスェーデン語では,なんだかわかりません」と書いたのですが,非公開コメントで曲名はデンマーク語で,曲名に出てくるマルブロックはダンテの地獄篇のマレブランケかも,とのご指摘がありました。

調べたところ,確かに曲名はデンマーク語でした。教則本は著者の一人ラース・ホルムの祖国スェーデンから出ているのですが,曲名は共著者のモーゲンス・エレガートの母語デンマーク語だったのです。さらに原曲はフランス語だと Marlbrough s'en va-t-en guerre (マルブルーは名誉の戦死)でした。18世紀から歌われている,この歌のメロディーはシャトーブリアンに拠ると十字軍の時代にアラブ世界から伝播したそうで,英語圏でも別の歌に使われています。「熊さんが山を越えて行ったよ」の方が日本では知られているかもしれません。「あいつはいい奴」モンティ・パイソンのコントで歌われていたのが記憶に残っています。そういえばベートーヴェンも「ウェリントンの勝利」で引用してました。

そして,フランス語でマルブルー デンマーク語でマルブロックは,イギリス軍人初代マールバラ公ジョン・チャーチル(John Churchill, 1st Duke of Marlborough, 1650-1722)のことでした。スペイン継承戦争で武勲を上げた立志伝中の人物。彼が興した公爵家スペンサー=チャーチル家はダイアナ・スペンサーとウィンストン・チャーチルが連なる名門。

ついでに:タバコにマルボロってあります。命名の由来に,イングランド南部のウィルトシャーにある町モールブラ,あるいはフィリップモリスの工場があったロンドンのグレート・マールバラ・ストリート,米墨戦争の英雄マールボロ将軍にちなむと諸説あるそうです。ロンドンの地名はマールバラ公由来だそうですから,日本ではマールボロで統一してもいいかもしれません。

歌詞ではマールバラ公が戦争に行っていつまでも帰らず,やっと帰ったのは亡くなってからだったと歌われてますが,実際のマールバラ公の晩年は失脚して軍を離れ後に大将軍と兵站部総監に復帰はしても名誉職。領地で宮殿の建設に専念して亡くなっています。歌の歌詞なんてそういうもの。軍艦マーチの替え歌で東郷さんが出てくる歌を耳にしたことがありますが,あれも絶対に史実に忠実ではない内容だったなぁ。

フランスの子供の歌はこんなのです。
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復活!

2013年01月31日 22:00

驚くことではないけれど,これほどとは思わなかったのはジャン・ジャック・ゴールドマンのトリビュート・カバー・アルバム「ゴールドマン世代」が順調に売れていることです。このところのフランスのアルバム・チャートのトップを続けています。

ノスタルジーで中高年が買っているだけでもないみたいで,80年代のベスト盤「サンギュリエ」と,現時点の最新アルバム「シャンソン・プール・レ・ピエ」が,ベスト・コンピレーション・企画盤と旧譜のベスト5にそれぞれ入っています。オリジナルを聴いてみたくなったり,アーティストに興味を持って最新作を求めるポスト・ゴールドマン世代もいるのでしょう。

ベスト盤のタイトルは文法用語の「単数形」。「変わり者」という意味もかけてあるのかもしれません。90年代のゴールドマンはトリオで活動したので,そちらのベスト盤は「プリュリエル」で,こちらには複数の意味しかありません。もっとも,Fredericks Goldman Jones は東京事変=椎名林檎以上にゴールドマンのユニットでした。

最新作は,なんと2001年発表。「足のための歌」の足はステップのことで,曲名にリズムが併記してあるから,ダンスパーティーに使えますよという往年の仕様。当時のヒット曲は1,000人のコーラスと歌う「アンサンブル」。この歌のリズムはカノンで,ダンスアルバムなのに最初から踊れない。

ゴールドマン先生御自身は,相変らずですが,今年の心のレストラン「ミュージック・ボックス」には,ちゃんと御出演なさいます。
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