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散歩と思索

2005年03月30日 03:46

きっかけがこの本だというだけで、この記事の信用度が著しく損なわれるような気もしますが、この10日ほど休暇中だったこともあって毎日1~2時間のウォーキングをしていました。 もちろん、それだけが理由ではありません。友人であるY氏はクリエーターなのですが、インフルエンザで寝込んでいた直後はアイディアが出なかったとおっしゃり「原因はハッキリしている。散歩が出来なかったからだ」とも。 やっぱり、歩くのって頭にいいんだなぁと思って歩くと東京は狭いですね。新宿でも銀座でも1時間かからずに行かれます。月曜日など西葛西から新木場まで歩いて、有楽町まで地下鉄に乗って、銀座から家まで再び歩きました。 さて、休暇も終わり、あしたから仕事で出かけます。仕事といいながらアコーディオンを持って行けるのでまとまった練習もできるという謎の仕事ですが、お休みが終わるのは悲しいですね。ブログの更新はするつもりですが、ネタは無いことが予想されます。いや、今日も無いですが。 歩き回ると色々考えるのですが、ブログに書けるようなまとまった内容はなかなか無いようで…。今日はむりやり多くの記事に決着をつけてアップしてみました。(2005年3月31日未明)
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日本ジャンゴラインハルト研究会

2005年03月29日 21:17

実は会員になるとサンセヴェリーノのライブが割引になるとの情報で入ってしまいました。 もちろんそれだけではなくて、今年はちょっと他流試合をしたいなと思っているからです。 とりあえず何曲かミュゼットを弾けるようにしてセッションに混ぜて貰おうと思っています。 ちなみにジャン研についてはこちらをご覧下さい。明日からの合宿で「アンディフェランス(冷たいワルツ)」を憶えたら「アンディフェランス」しか弾けませんが宜しくお願いしますと、掲示板に挨拶に行くつもりでいます。(2005年3月29~31日)

サンセヴェリーノ行きます

2005年03月28日 21:17

ちょっと悩んだけれども5月にサンセヴェリーノのライヴに行くことにしました。日曜日の最終日にしました。ちゃんとアルバムを聴いて曲を憶えていこうと張り切っております。クアトロで会ったら帰りにちょっと寄り道をしましょうか。リアルに知っている人は声をかけてくださいね。 サンセヴェの音楽についてはまとまらなかったので、そのうちに書きますね。(2005年3月31 日未明)

フッソング氏のセミナー

2005年03月27日 19:41

元「アコーディオンの貴公子」(初来日の時に金子先生がそう紹介されたそうです。金髪で王子様のようだったとか)シュテファン・フッソング氏の第1回アコーディオンセミナーに行ってきました。 ネットでも見つけたし、なぜか、さなえもんも教えてくれた! 結論を書くと現代音楽のアコーディオンは一般のアコーディオンとは良くも悪くも一線を画している、別物なのだと実感した日でした。 朝日新聞で紹介されたこともあり会場は100人近い大勢の参加者で溢れていました。セミナーはドイツ語で行われ、通訳は後で判ったのですが本職の通訳の方でなくドイツにアコーディオン留学されている御喜美江さんのお弟子さんでした。 最初にアコーディオンの起源は中国の笙だと説明。王道。雅楽がアコーディオンで奏でられます。次にアコーディオンは基本的に homophonic であり、せいぜい stereophonic であるとバッハのゴルドベルクのアリア。素晴らしい演奏。でも、そうなの? たとえばオルガンってポリフォニックでしょ? それにアコーディオンにはコードボタンだってあるではないですか。(でも後で判るのだが、ベースボタンやコードボタンは現代音楽には存在しないのであった。) 歴史の話は終わり、つまりミュゼットもマニアンテもなく楽器の機構の話に移行。スィッチというかレジスターは聴衆をとまどわせたようだが、クラシックの教養溢れる聴衆なのでオルガンのフィートで説明すれば判ってしまうのでした。もちろんオーボエだのヴァイオリンだののウソな名称は使われない。 フッソング先生の楽器はGOLAの特注でチンスィッチが3つもあります。ベースはフリーに拡張されていて9列あります。右手もEまで出ます。フッソング先生はアコーディオンの音域を右手はEまでとご説明されていましたが41鍵だとFだよ。上はa'''だ。Hリードがあってもa''''だからフッソング説のアコーディオンの音域の上限であるc'''''のためには45鍵の楽器が必要になるんですね。あとで質問コーナーで楽器に無茶を要求した人とかいたんですが400万も500万もする楽器だと知っていた人が何人いたことか。 蛇腹の説明で「心臓の鼓動もベローイングに影響してビブラートがついてしまう」というのがジョークで笑うべきなのかと悩んでしまったり(だれも笑いませんでした)、「ほーら動かないでしょ」とキーを押さえずにベローを引くのを目の当たりにして凍りついたり(本気でやったら壊れます)、テクニックとしてのグリッサンドの説明と驚愕の試奏、ベローズシェイクとクラスターを駆使した曲の試奏と驚きの連続のテクニック。特にベローズシェイクでベローの角を利用することで管楽器のトリプルタンギングにあたること(理論的にはそれ以上。何故ならベローの角は8つあるから!)ができるというのは驚異です。相変わらずのジョーク(?)としてはヴィブラートをかけるときには一般に左手を震わせるのだけれど、右手を震わせても足を震わせても(ほぼ貧乏揺すり)「鼻を上から押しつけても出来る」というのがありました。もちろん誰も笑いません。それから各種のパーカッシブな奏法。最新のアコーディオンジャーナルの万久にQでは「楽器に故障が生ずるほど叩くわけでもないでしょうが、真似しないで下さい。もともとある外国の奏者が思いつきでそれを最初にやった時はパフォーマンス効果もあったのでしょうが、だからといって、あとからそれを真似するのでは愚の骨頂でしょうね。蛇腹は叩くために作られたものではありません」とタイムリーに切り捨てられていますが。 さっきも書きましたが、現代音楽のセミナーですから聴衆はクラシック関係者です。まず若い女の子が多い。全体に地味だけれどもお金持ちっぽいです。BCBG と形容すると死語だけれどもクラシック音楽自体が1度死んでいるようなものだから当然なのかもしれません。 最後にアコーディオンで演奏される曲のジャンルの話がちょっとあってバッハのカンタータ「主よ人の望みの喜びよ」の超有名コラール(完奏。名演。喝采)とか、スカルラッティをワンコーラスとか、モーツアルト(断片の断片。すぐに止めました)もあって、「ロマンティックの曲は難しいんだよね」とのコメントの後に「モダンならこんなのがあるけれど」とストラヴィンスキーの「タンゴ」を2コーラス半。これも良い演奏でした。 で、質疑応答があったのですが現代音楽作曲男学生と思われる方の質問が炸裂していました。 もう感心してしまった。あんまりユニークなので。 最初に「プリペアード・アコーディオンってできますか?」って訊くんですよ。これは凄い。リードになにか挟みたいらしい。たとえばプリペアド・オーボエとか指定したらオーボエ奏者は全員帰るんじゃないだろうか。この彼は本当に素晴らしく「蛇腹を外してストローのようなもので直接リードを鳴らせないか」とか「グリッサンドの応用で微分音を使った曲は可能か」とか「キーやボタンを全部押した状態で鳴らせないか」と次々と質問して、最後の質問など通訳の女性と3人がかりで全部押さえた音を鳴らして見せてくれたりしたので、僕も初めて聞くサウンドで有益でした。グリッサンドに関してもひとつのキーに指が二本必要(押さえ加減が微妙なので上げる必要もあるから)とか質問のおかげで引き出せた情報もあって、彼は偉い。あんなに異常なことを普通に訊く人はなかなかいない。全部鳴らすサウンドはリゲティのオルガン曲「ヴォルミナ」が念頭にあったらしいけれど、その知識と発想が一般人とかけ離れていることはいうまでもないですね。でも普通では作曲なんかできないか。 それに比べると2人目の学生さんはステレオ効果に拘って、向きによる音の違いを実演して貰ったりしていたけれども普通でした。マイクで音を拾ってエフェクトをかけたいとか、効果のために演奏中に向きを変えて貰えないかというのにも、もう驚きません。 僕も質問しましたよ。実はね。ストラヴィンスキーの「タンゴ」の時に左手がフリーベースではない普通のベースボタンも押さえてたんですね。で、アコーディオンのことなど何も知らないかのような顔で「ストラヴィンスキーの時には他の曲で使わない左手のボタンを使ってて単音ではない違う音が出たようですが、その辺の余り使わないボタンはどういう機能なんですか」と質問しました。フッソング先生はなんだか困った顔をされて、その説明は複雑でして、この辺のボタンは現代音楽では使わないんです。さっきはオクターブの音を出す代わりに使っちゃったんですけど、それにしてもよく見て聴いてましたねとのお答えでした。そうか。ストラデラのボタンは現代音楽には存在しないのか。 存在しないと言えばミュゼット・チューニングというのも存在しないようです。右手のレジスターの説明で「どうして○の中段には・が二つ並ぶのか」という当然の質問があってミュゼット・チューニングに話が及ぶと思ったら「ひとつでも良いのですが伝統的にそうなっているのです」とだけのお答えでした。 実は、このセミナーには続きがあって1,500円で曲を提出してフッソング先生に弾いて頂けるという企画なので、普通のミュゼットをストラデラベースを使う指定で書いて出したくなりました。本当にやるかもしれません。不協和音の中に金子先生の曲が(「引用」だから)現れる曲とかどうでしょう。 あとベローイングの物理的限界で音が切れることについての質問で「弦楽器の弓ならば8の字のボーイングで音を切らさないテクニックもあるがアコーディオンではどうしても切れてしまう」という素直なお答えに「一体弱音で単音ならばどのくらい続くのか」という質問があり「20分以上」というのにもビックリ。やってみたんだろうな。それともそういう曲があるのか。 最後は最初に質問した学生さん(だと思うんだけれど)で、細かいトレモロが欲しいから楽器を下に置いて両手で鍵盤をつかんで上下するして欲しい、とか他人にベローイングを任せることは出来るかという質問に、「普通にベローイングした方が細かい」「ベローイングが演奏の命だから他人には任せられない」という当然のお答えの後にベローズシェイクを最速でやって見せて頂きましたが、文字通り人間業ではなかったです。本当にテクニックは完璧で「構造上左右の音の大きさは同じなのだがアーティキュレーションの違いで違う音量に聞こえさせられる」とか「実は左右の音質は微妙に違うのだけれども同じに聞こえるように演奏している。そうしないとこうなっちゃうんだよ」というのを聴かされたときも開いた口がふさがらない感じ。 要は、そのテクニックがいわゆる「現代音楽」に向かっていいのかということですね。僕だって好きな現代音楽(三宅榛名さんとか三宅榛名さんとか三宅榛名さん。というのは冗談でシュトックハウゼンの初期とか、フィル・グラスとか、テリー・ライリーとかも聴きます。なんだかロック・ファンぽいですが)はあるけれど、それだけが好きな訳じゃないし。むしろ僕の中で占める部分がそんなに大きくないのが「なんだかもったいなく感じる」原因なんでしょうね。(2005年3月27~31日)

ボンジュール・レコード

2005年03月26日 21:19

新宿に行きました。メガストアが丸井の地下にあったときは実に良く通ったのですが、移転してしまって足が遠のきました。それにフロアが狭くなったような気もします。いま一番好きな大規模外盤店は新宿高島屋のHMVですが、あの広い感じがやっぱりチェーン系の魅力ですね。 で、今日はCD店の話です。新宿伊勢丹に見つけました。バビントン・カフェじゃありませんよ。bonjour recordであります。こんなところにもあったのですね。 ゴータンが並び、カミーユ!の新作や、ゴンザレスのピアノソロアルバムが普通のCDのように並んでいます。そうか、djangoのない地方の人はここで買っていたんですね。というのは冗談ですが。種類が少なく最新盤しかないこと内容が偏っていることなど小さなCD店の極北ですね。上記のジャンゴのブログでジャケットが絶賛のディミトリ・フロム・パリスの「おしゃれシャンソン」の初回ふさふさネコちゃんジャケットが並んでるし。恰好良い。 余談ですが、ジャンゴのブログはお勧めします。「こんな日本盤が出ていたのか」と参考になります。さっきもリンクを確認するために見たらケレン・アンの日本盤が出たことを知りました。Not going anywhere の邦題が「さよなは言わない」なんですね。これでおフレンチ「さよなら」3部作が揃った!か? ジャンゴの店長にこんなことを言うと申し訳ないけれども amazon にリンクしてアフェリシエイトで稼げるんじゃないかと思っちゃいますね。僕は奈良に行ったときに店頭で買うだけなので、そうでもしてくれないと貢献できないしね。 閑話休題。bonjour records は銀座のオペーク(OPAQUEと書くけどそう読むの)の地下のレコード売り場(昔は2階だった)と関係あるのかな? そこは机一枚くらいのスペースに10種類あまりが並んでいて、実にマニアックで格好良かった。実は地下に移動したのも、さっき初めて知ったのですがアイテムが増えていないことを祈ります。(2005年3月26~31日)

歌手への路は険しい

2005年03月25日 23:48

予定のない金曜日は「葦」に赴いて、なんらかのペルフォルマンスを。と思ったのですが、やっぱり難しゅうございまする。 アコーディオンを担いで行く根性が欠如して、ピアノで「モンマルトルの丘」と「恋の病」を弾き語りましたが崩壊。永井さんの伴奏の「枯葉」はまぁまぁかな。 葦は常連で固められているので、戦いとしてはアウェーなので、誰か味方が来てくれると嬉しいな。次回は4月8日の予定。(2005年3月25日がもうすぐ終わります。サッカーイラン戦を見ております)

mixi で遭遇

2005年03月24日 00:16

みなさん、mixi って御存知でしょうか? mixi 経由でこちらの日記を見て頂いている方もいらっしゃるようですから、そういう方々は当然ご承知でしょうが「これまでの友人関係を更に素敵なものへと導き、新しい交流も生み出す日本初のコミュニティエンターテイメント・ソーシャルネットワーキングサイト mixi(ミクシィ)」は一言でいうと「限定されたネット環境」ですね。詳しくはこちらでご覧頂くことにして、実際に mixi に入ってみたくなったらリアルに僕を知っている方ならば紹介しますからご連絡下さい。ちなみに mixi でも名前は「かっち」です。 先日、その mixi のアコーディオン・コミュニティ(掲示板のようなもの)のアコーディオン教室の探し方に関するトピック(スレッドだと思って下さい)に次のような発言があったんですね。(以下引用) 個人の先生をネットで探して一年くらい通いましたよ~。 ちなみにそこの教室のキャッチフレーズは半年でプロになれる、でした。 (引用終わり) 半年でプロ!を見逃せず、記入者と連絡を取りました。もちろん金子先生以上の先生がいるはずはないのですが多少の他流試合も良いのではと思ったのです。未遂に終わりましたが去年は「うたごえ」系の先生の伴奏講座に行く計画もありました。先生にも話しての上です。黙っては行かない。 クロマティック(ボタン式)に転向してしまったので余計に金子先生以外の先生はいない現状ですが「なんなら伊藤浩子さんに習ったって良いんだよ」とか先生もおっしゃいますしね。 だから、半年後にプロになっても金子教室には通い続けるのだ! と、思っていたんですが、同門の方でした。やっぱりね。しかも、きっかけとなったホームページも同じみゅるみゅるミュゼット。そういえば昔はそんなキャッチフレーズがあったような…。現在はありませんね。2ヶ月で「パリ空」が弾ける!という惹句もあったな。それもなくなってます。「パリ空」といっても難しい中間部や最後の転調(半音上げ)は無いし、調自体も原曲と違ってより簡単に変えてありますが「パリ空」は「パリ空」で本当に弾けるようになりました。そういえば東京アコーディオン教室には「毎週の場合、一年間で修了証が出ます」というのもありました。僕は2年半通っていますが貰ってませんね。関係ないけれどもボタンに転向して1年強なんですが今年の関東アコのコンクール独奏の部には初心者(経験2年以内)で出て良いのかな?(2005年3月24~31日)

ゲンズブールと死

2005年03月23日 00:15

花粉症のせいか夜が息苦しいので、前々から考えていた睡眠時無呼吸症候群の検査を受けることにした。睡眠時無呼吸症候群だと「重症の方は、無治療のままで放置すると9年後には心臓病、脳卒中、交通事故などの原因で10人に4人お亡くなりになっていたというのです(http://www.sas-info.jp/aboutsas/kanren.htmlより引用)」ということなので本当にそうなのか知っておきたかった。 検査は泊まりがけ入院で行われるらしく、ほとんど予定のない今を措いて検査するべき時はない! と盛り上がったのでした。盛り上がりつつも冷静なので保険が使えて1割負担の病院に行きますた。健康保険組合の機関誌に原稿を書いていた呼吸器内科のその人に診療を受けたところ、期待通りすぐ検査することに相なりました。入院か?と一層勢いづいたのですが検査機器を借りて自宅で就寝時に検査できるとのことで文字通りその日の晩に検査です。センサーを3つ装着しての2晩は実に寝苦しくて検査することにしたのを後悔したほどです。 後悔の理由はもう一つあって、病院を出てから川沿いの路を1時間ほど散歩しながら「結果が出たらどうしよう」ということを考えたからです。 睡眠時無呼吸症候群は突然死を呼ぶ。治療しないと死にやすい。 でも、人間は誰でも確実に死ぬわけです。もしかしたら病気で苦しんだりするかもしれない。無駄に長生きということもある。 すぱっと死ねるのならば死ぬのも悪くないのではないのか? だいたい死んで困ることはあるのか? で、思いだしたのはゲンズブールのことなんですね。(以下引用) セルジュ・ゲンズブール(1928-1991)は1973年に最初の心臓発作に倒れ、一時は深刻な事態もおおいに考えられたようだ。その病床にジェーン・バーキンがやってきて、セルジュの死の危機を思いすすり泣いている。しかし、なんたること!そのすすり泣きは実はこっそりと録音されていてジェーンに内緒でこの歌『JE SUIS VENU TE DIRE QUE JE M'EN VAIS』(邦題『さよならを言うために』)に使われている!これがゲンズブールのゲンズブールたる所以なのである。同年のアルバム『 VU DE L'EXTERIEUR(外側から見ると)』はそういう死の危機を見た男のシニカルな視点が特徴的で、発作の後の医者の厳命にもかかわらず、ゲンさんは酒タバコを止めなかった。もちろん挑発も一切止めなかった。(以上引用は向風三郎「68/98ポップ・フランセーズの30年」其の14・1974年続編より) いやぁ、良い文章ですね。しかも本当のことが書いてある。昔はこれがネットで読めたんですよ。どうしてこれが本になったりしていないのでしょう。向風師が Comment te dire adieu「さよならを教えて」を踏まえて「さよならを言うために」とした Je suis venu te dire je m'en vais の邦題は「手切れ」だから? それを言うならばゲンズブールだってゲンスブールじゃないか。ちなみにアルバムタイトルが「見かけ」になっていればそれもいいけれど『ゲンズブール版女性飼育論』。 閑話休題。ゲンゲンが心臓発作を起こしたのは73年の5月5日。「さよならをいうために」(もうこういう邦題にする。決めた)で使われたすすり泣きは同時期にフランソワーズ・アルディがトマ・デュトロンを産んだばかりで入院されていた「ホピタル・アメリケーヌ」で録音されたのではなく、おばあちゃんのところに行って不在のシャルロットをミスしてすすり泣いたものだとか、アルコール依存症は心臓発作の予防になるとか、いろいろあるけれども、ゲンズブールが、 死なないための医者の忠告を容れなかったことは本当みたいです。 なんでそんなことしたんだろうね。命よりもダンディズムがそんなに大事かと思っていたけれども、僕もちょっとわかった。真剣に考えると生きることに意味があるかどうか自信がなくなるからだ。 結局検査結果が「呼吸は止まっているけれども治療が必要なほどではない」という中途半端なものだったで、哲学的思索はアオズケになったのですが。本当に長生きってした方が良いんでしょうかね。検査といえば花粉症の検査の結果も出ました。スギ花粉のアレルギーを持ってました。めでたく現代人の仲間入りをしたわけです。(2005年3月23~31日)

グノーとラモー

2005年03月22日 00:10

先週もアコーディオン教室のご報告が出来ませんでしたが、それは進展がないからです。 レッスンはヨハン・シュトラウスの「ブルー・ダニューブ」とグノーの『ファウスト』の「ワルツ」。 ウィンナワルツはニューイヤーコンサートにちなんで新年だから始めた曲で、旧正月も過ぎ春分さえも過ぎても形になりません。この曲は永年金子先生のビアホールでのオープニング曲だったそうですから、金子流で弾けるようにならなければ東京アコーディオン教室に通った証拠にならないので、なんとしてでもマスターしようと思っています。 もう1曲は実はボタンに転向して最初に貰った曲らしい曲で一応「あげた」はずなのですが、同門のIさんが始めたので僕もリベンジとなりました。蛇腹の使い方や曲想の表現に関する要求が厳しくなり苦しんでおります。 で、これはCDで原曲を聴いてイメージトレーニングだと思って図書館で取り寄せて貰いました。聞いてみて金子アレンジの素晴らしさを感じたのですが、それよりも驚いたのは初演が19世紀半ばで、オペラ座で演奏される際にはバレエ部分を書き足すのにサン=サーンスに代行を頼もうとしたとか、あまりに人気曲だったので19世紀末にはバーナード・ショーやドビュッシーが食傷しているとか、もとになったゲーテを翻案した芝居が上演された1950年代に『ファウスト』の翻訳者であるネルヴァルが酷評したとか、そういう事実でした。 大スターが綺羅星の如く登場するエピソードですが、僕を驚かせたのはそれではなく、そんなに新しい話だということ自体でした。 だって、グノーってロココの人だと思ってたんですよ。バレエとかあるから、ルイ14世の宮廷で演奏されたのだと思ってました。アヴェマリアってバッハの平均率を伴奏にした歌があるじゃないですか。だからバッハの時代の人だと…。 冷静に考えると滅茶苦茶ですね。 バッハ(1685-1750)だから、バッハは18世紀の人ではありませんか。ルイ14世の世紀はヴォルテールに言われなくても17世紀。これはルイ14世の宮廷に仕えたリュリ(1632-1687)と混同したのでしょうか。そうです指揮棒を使い始め指揮棒のために死んだあの人ですね。ちなみに「トリヴィアの泉」で紹介されていましたが、僕は知っていました。どうでもいいけれど指揮棒は今でも刺さっています。去年はN響でアシュケナージが手に刺したし、サー・ゲオルグ・ショルティはこめかみ(!)に刺したらしい。2人とも生きてるけど。いやショルティは死んだか。でも死因は自分の指揮棒を刺してではないはず。止まらなくなってますがアシュケナージの時は後半のチャイコフスキーの交響曲をコンサートマスターが弾き振りをして代行したそうです。同行した弟子がデビュー(!)したりしないのね。現実は『のだめカンタービレ』ではないのか。 閑話休題。なんでそんな勘違いをしたのかとつらつら考えたら、もっと恐ろしいことに気付きました。ラモー(1683-1764)とも混ざっているたのかもしれない。 だって名前が似ているもの。 無知無教養ですね。マネとモネを間違えるのよりもたちが悪い。あっちは一応どっちも印象派だ。今日のテレヴィでオセロの人が「タイと台湾の区別もつきませんから」と言うてはったけどあれはネタやのに僕はマジやから質悪い。 すごい反省しました。知識をきちんと身につけて整理する必要を感じました。結局ラモーもリュリも(グノーも!)具体的に全然曲を知らないのがいけないのですね。18世紀以前なんて「アマリリス」(ルイ13世)だけだったりする。あ~ぁ。勉強することは幾らでもありますね。(2005年3月22、23日記)

『ロング・エンゲージメント』に関する覚え書き

2005年03月21日 23:04

僕的には「やっと」見た、この映画ですが、ここ数日20世紀初頭がマイブームだった(大野教室でイヴェット・ギルベールの「シュイ・プロシャルド」にびっくりしたことと「録音されたフランスの歌アントロジー1900-1920」が届いたことのため)のでタイミングは完璧でした。映画の舞台は第1次大戦中戦後であります。 公式サイトのキャッチフレーズにしたがえば「愛のミステリー」。僕の印象は「セックスと死の映画」。 前作の『アメリ』は「セックスの映画」だったと思うんですよ。ファーストシーンが受精だったし、結末を明かしてしまえば(『アメリ』を見ていない人で結末を知りたくない人は続きを読むのはやめましょうね)二人は出会って結ばれて終わるわけです。何故そんなものがあるのかわからないという感想もあったギャグ的なエピソードでセックス満載のエピソードもあり、セックス・ショップのシーンありと『アメリ』はセックスに満ちていました。そのあたり「小学生の娘には見せられない」というまっとうな反応もあったわけです。 今作は結ばれた二人(だから婚約状態なの。原題は「婚約の長い日曜日」。これってなんだろう。「婚約の日曜日」って何か具体的な意味があるのかな。ずっと考えています。英語だと「とても長い婚約期間」で別にモーマンタイなんだけど)が戦争で別れ(これまた結末を知りたくない人は続きを読むのはやめてください)最後は再会するわけなんですが、そこまでの経過で、とにかくバンバン人が死にます。いろいろ珍しい死に方もある。人物紹介やエピソード、回想シーンではセックスてんこ盛り。そういえば『アメリ』って人が死ななかったんじゃないかな。あ、アメリのお母さん(とその死の原因)が死んだか。 Love and death というとウディ・アレンの映画になっちゃいますが、今回は根元的なテーマである愛(セックス)と死のイメージに満ちているわけですから無敵の映画です。とにかく強度は保証付き。 ジュネの映画だからディテールで言いたいこと、言っておきたいことは無限にあります。 ○あ、ドミニク・ピノンでてる。 ○ジョディ・フォスターでてました。 ○ドニ・ラヴァンが出てたけど。 とかね。 どこで、どのように見たかにこだわる僕としては有楽町はマリオンのピカデリーで見たことも外せない。やっぱりジュネ映画はアート系で『エイリアン4』を別にすればマリオンで見る映画だとは思っていなかった(ちなみに『エイリアン4』はテレヴィで見る映画)ので、こっちに来たかって感じがありました。マリオンってなんとなく『スピード』とかそんな感じがある。もう、ドミニク・ピノンが出なくなっちゃうんじゃないかと心配したりして。でもジュネ映画はジャン=レノがいなくなったベッソン映画みたいな変質をしないとも思っています。今回も相変わらず缶が登場したりしてそういう変わらないところが嬉しかった。 オドレ・トトゥはアルモドバル初期作品のカルメン・マウラ(またはセシリア・ロス)にあたるんだろうね。ドミニク・ピノンがロッシ・デ・パロマです。 音楽生活を扱うブログとして音楽を語りたいのだけれども、バダラメンティ氏のスコアは立派な映画音楽で特別に印象に残りませんでした。それよりも断片的にパリのシーンで聞こえていた当時の音楽や、軍人が死ぬ(殺される)前に歌う歌が気になった。DVDかアヴァンセーヌ(出てるかな。それともストーリボードかな)を買ってクレジットを調べたい。(映画を見た翌日の2005年3月22日記)

イヴェット・ギルベールが気になる

2005年03月20日 21:58

報告してなかったんですが今月も大野修平先生の「シャンソンのベル・エポック」に出席しました。おそらく来月も行くことでしょう。Tétéなどお見せして久々にヴィデオ係の仕事ができるかもしれません。もっとも先生が講座の冒頭のニュースコーナーでテテの来日を扱われればの話ですが。 2月の講座のテーマは亀さんのシャンソン丸かじり講義記録で亀井繁男氏がご報告されているとおり「イヴェット・ギルベールのシャンソンたち」でありました。 僕もここの記事で報告しております。(以下引用) 1.今日のテーマは、イヴェット・ギルヴェールのシャンソンたち。ほとんど知らないヒトで、1930年代の録音を聴きましたが、面白うございました。シャンソン・レアリストでも演劇的で濃い歌。僕たちはジュリエットとか聞いてびっくりしているのですが、昔からとんでもないひとはいるのでした。鑞管吹き込みで最初にタイトルと歌手名を自ら名乗るのが戦国時代の果たし合いみたいでカワイイ。(引用終わり) 今月は前半が「ピエール・バシュレ追悼」後半が前回積み残しのイヴェット・ギルベールの曲「酔いどれ娘」です。つまり1回半の講座がイヴェット・ギルベールに費やされた訳です。 やっぱり重要なアーティストなんですね。3月11日の歴史的コンサート(主観的な評価で)「ソワレドラマンダ」でも有馬泉先生が「辻馬車」Le fiacre を取り上げていらっしゃいました。これは2月の大野講座で紹介された曲です。ちなみにもう1曲は「こんな風に愛されるなんて」Quand on vous aime comme ça 。あと、「マダム・アルチュール」。 どれも良い曲だったのですが、やっぱりベストは「酔いどれ娘」でした。曲も詞も楽しくペルフォルマンスも見事です。朗読術を学ぶことから出発し、当時の多くの名女優から多くを学び「世紀末の語り手」と呼ばれたイヴェット・ギルベールの真骨頂がそこにはありました。 ピアノ一本をバックに大変な表現力です。これはジュリエットの源流であり、もちろん「ピアノに向かって滑稽なことどもを歌う」ラ・ヌーヴェル・セーヌ・フランセーズに通じるわけです。フランスのポピュラー音楽には一本芯が通っているのだともいえますし、良いものの本質は変わらないと言っても良いでしょう。 僕はこういう系統には弱いみたい。ボビー・ラポワントとか。怒る人がいるとは思うけれどもゲンズブールだって入れて良いと思う。そういえばブラッサンスで「辻馬車」を聞いたことがあります。 イヴェット先生の今は品切れ状態らしい2枚組CD47 ENREGISTREMENTS ORIGINAUX DE 1897 à 1934 (DOUBLE CD + LIVRET)がぜひとも欲しいと思ったのでありました。20世紀初頭の音源を集めたこのアンソロジーが手許にあって、代表作が入っているからいいっちゃいいんですが。やっぱり欲しいな。それに調べてみるとグラッセから自伝が出ている。ムルナウの『ファウスト』にも出てるらしい。ロートレックが描いたポスターもある。96年のロートレック美術館の展覧会のカタログが入手できる。ネタに困らないのは大物の証拠なんでしょね。また欲しいものリストが増えてしまいます。 この日の大野教室はピエール・バシュレ追悼も充実の内容でした。エマニュエルとかフロ(表参道のブラスリーのコマーシャルにあらず)とか。エマニュエルのライヴ・ヴァージョンはサントラとは違って力強い歌声でした。代表作Les corons「鉱夫たち」は紋切り型ではなく感動的でリアルだと講座生にとらえられたようです。授業後の親睦会「さくらんぼの会」でキャロル・セラの素晴らしさを語る方もいらしたし、評価というものは難しいものだと思います。僕は Les corons の詞に、あざとい感じ(特にジョレスを持ってくるところとか)を感じつつも感動しましたし、実はキャロル・セラやナデージュにも好きな曲があったりするので本当に難しい。やっぱりヴァリエテの人だから僕はなんでもありなんですが。(2005年3月20~22日記)

サンセヴェリーノ来日!

2005年03月19日 01:31

花粉症か風邪か覚捉無いのですが、とにかく不調です。夕方から薬を飲んで眠ったので夜中に起きてしまった。 昨日のライヴで大野先生が教えてくれました。「5月にはサンセヴェリーノも来るしね」…! 知らなかった。セカンドアルバムも出るらしい。ファーストの『タンゴ・デ・ジャン』も売れたとのこと。慌てて検索をかけると我が文京区立図書館も所蔵していたので取り寄せることにしました。ライナーとか対訳とか読みたいし日本盤ボーナストラックがあったんじゃなかったかな。 こちらに詳細が。 これは外せないな。ジプシーだし。アコーディオンも来るし。早く予約を取らないといけません。5月が楽しみです。(2005年3月19日深夜)

テテ行ってきました

2005年03月18日 23:55

と、いうわけで、本番のクアトロに赴いたわけですが、とりあえず花粉症です。目が痒くて微熱があって鼻水が出ていて、なんだかやる気がおきません。いや、本当はまだ検査をしていないので風邪かもしれないのですが、検査は1万円くらいかかるらしいし、今年は花粉症デビューの人がたくさんだから、きっとそうなんだろうと暗い気持ちです。 というわけで、無為な1日(だって花粉症だから)を過ごした夕刻に渋谷に向かいました。神楽坂の駅の地下鉄文庫で大島弓子選集第1期6巻『全て緑になる日まで』をゲット。ここ何日か激しい感情の発露とは何かと考えて「さようなら女達」とか(作品名が思い出せません)のことを考えていたので、なんたるシンクロニシティでしょう。体調は悪いが幸先は良い。 無事に開場前に会場に着き整理番号通りに入るけれども、観客の年齢層が高いせいか随分早くに入れました。クアトロの貴重なカウンター着席も出来るくらい。 しかし、おそらく脳がおかしかったのでしょう。舞台前の柵に凭れられるかぶりつきに陣取ったのです。それから1時間待って、フロントアクトもあり本番と会わせて2時間立っているのは結構きつくて、前座の日本人アーティストの時はなんだかぼーっとしていました。ちょっとクアトロのシステムは非人間的なような気がします。 テテが始まる前に僕の後に割り込んでくる人とかいて、その人達が「図々しいおばさんの気持ちがはじめてわかった」と言っていたけれども、僕の前に立ったら絶対怒っていたと思う。割り込まれた後の女の子は凄く悲しそうだったけれども怒ればいいのに。 テテ素晴らしかったです! 演奏中に体調がぐいぐい良くなったのがわかりました。昨日と違う新曲が2曲(もしかしたらもっと)聴けました。まだまだ曲が書けるから彼の未来は明るい。ギター弾き語り(バックバンドなし)だったけれども物足りなさを全然感じさせない全15曲。歌のない時はステージの前方で全方位的にサーヴィスするエンターテイナー振り。舞台の前のパイプにさえ乗ってしまう。あぶないぞ。 MC は英語とフランス語が交錯してせわしない限り。ときどき関西弁になるのは大阪のステージの後だからでしょう。全体はポジティヴでソウルフル。哀愁のおフレンチではありまっせん。前作の曲も英米の曲みたいだし、新曲もバロックぽいメロディだったりさえしました。凄くフランスらしいと思えるのは『アラファヴール…』の特に表題曲だけなのかもしれません。 アンコールの最後が REDEMPTION SONG(ボブ・マーリー)だったのはツシマ師がゼニットで体験したのと同じでした。ただ、床に貼ってあったセットリストにはもう1曲あったのにそこで終わって残念。 終演後に大野師匠が楽屋に挨拶に行くのに付いていきました。「昨夜も会ったね憶えているよ」とかちょっと話す。東京ヴァリエテ倶楽部の同志某嬢はプティカドーを渡したりハグしたりと積極的だったなぁ。楽屋に人が増えたら「着替えたりするので」と言われて外に出ました。 そのまま僕は大野先生と地下鉄に乗って帰宅です。ほら花粉症かもしれないから。 クアトロは満員でした。チケットも売り切れだったそうです。歌を覚えている人が一杯で「アラファヴール…」しかちゃんと歌えなかったのが残念でした。日本盤が出た1作目も入手しないといけませんね。去年のショーケースはアルバム『アラファヴール…』のプロモーションだったからアルバムの曲ばかりだったんですが、今回は1作目が出たところだったので1作目の曲も多いみたいで買って予習しなかったことを反省しました。(2005年3月18日帰宅後すぐ。)

Tété前夜祭

2005年03月17日 23:22

今晩は。今日は東京日仏学院の「フランコフォニー・ビュッフェ:フランス語圏諸国の料理」というイベントに行ったのですが、そこで Tété のミニライヴを聴くという幸運がありました。 そもそも、料理食べ放題飲み放題が関係者割引で! という話があって、近所だし飲み食いで元が取れるだろうというスケベ根性で行くことにしていたのですが、意外にもアトラクションで Tété のライヴが企画されていたのでした。 そうはいっても、パーティーですから、皆さん談笑したり飲み食いしたりで真剣に聴いていた人は数十人中十数人という感じ。「アラファヴールドゥロートンヌ」のときに一緒に歌っていたのは僕だけだった! こころなしか秋のプロモーション来日ショーケースライヴの時より小柄に感じたのは、ちょっとテテ本人も乗れなかったのかもと思いました。 収穫は次のアルバムの曲が聴けたこと。同行者はスティングっぽいと評してましたが、前作よりもコンテンポラリーなことは確かです。少なくともおフレンチ哀愁路線からは脱却しているようです。同行者曰く完成度が高くて理性的な音、僕の表現では普遍に向かうテテ。あしたが楽しみです。 会場を辞するときにアンスティチュのなかでネットをしているテテ先生を発見したので「秋のショーケース拝見しました。詞がすばらしいと質疑応答で言ったものです。明日もクアトロに行きますからね!」とお話をしたのですが、綺麗な目で相手をしっかりみて受け答えする方でちょっとドギマギしてしまいました。ミュージシャンだぜ豪快だぜ!というキャラではなくて繊細なアーティストなんですね。山本直樹より吉田戦車みたいだと形容しても誰もわからないか。(2005年3月17日飲み放題だったので僕的にはワインも結構飲んだので、もしかするととんでもない記事かもしれませんがそうだったらお許しください。おやすみなさい) ライヴの内容が書かれておりませんでした。アコースティックギター弾き語りで4曲。「アラファヴール…」は3曲目でした。2曲目が次のアルバムに入る予定の新曲。他の曲はよくわかりませんでした。特に最後の曲はMCが聞き取れずラストだということしかわからず。前述のようにパーティー会場だったので凄く盛り上がる! という感じでもなく、良い感じではありましたが淡々とアンコールもなくステージは終わりました。パフォーマンス自体はとっても良かったんですけれどね。(2005年3月18日朝追記)

シャルロット・ゲンズブール

2005年03月16日 18:56

YTT の今日のニュースに、新作準備中!とありました。ニュースソースはパリジァン紙で、ネット検索するとこういうのも。 元記事は購読者でないと読めないのですが、2つの要約記事とツシマニュースからわかることは、以下の通り: ○準備中のアルバムはエールと制作中。 ○レーベルはBecause。 ○レィディオヘッド、ベックのイギリス人プロデューサー、ナイジェル・ゴドリッチも参画。 ○というかゴドリッチがエール前作(今年のヴィクトワール賞を獲った)のプロデュースしているからだろうな。 ○シャルロットには84年のデビュー作『シャルロット・フォーエヴァー』がある。父親セルジュ・ゲンズブールの映画のサントラでもある。 ○シャルロットはマリオン・ヴェルヌーの『ラヴ・エトセテラ』(1996)の主題歌を歌ったり、マドンナの『ミュージック』の1曲「ホワット・イット・フィールズ・ライク・フォー・ア・ガール」にゲスト出演したりもしている。 実は先日の大野教室の後の懇親会「さくらんぼの会」でシャルロットが新作映画の主題歌を歌ってますねという質問を受けて、ツシマコンピレーションで学習済みの僕はきちんと説明できて良かったのですが、今度のサントラが「ちゃんと1曲歌っている」のが気になっていたんですよ。 デビュー作を別とすると、『ラヴ・エトセテラ』は本当にちょっとしか歌ってないし、マドンナの曲のゲスト出演なんて、「セメント・ガーデン」のセリフが冒頭で引用されているだけで歌ってないんですから。 ちょっと、話は横道にそれますが「セメント・ガーデン」ってシャルロットの母ジェーン・バーキンの兄のアンドリューが監督した映画で、結局日本では見られませんでした。日本に帰ってからパリで買った「ロフィシャル」(パリの「ぴあ」というか、「ぴあ」のモデルになった雑誌のひとつ)を見ていたら滞在中に上映されていたことを知って切歯扼腕した思い出があります。でも知らない間にビデオが出ていたんですね。この記事を書くためにネットで調べていて判りました。ただタイトルが『ルナティック・ラブ/禁断の姉弟』で成人向け。しかもVHSのみで絶版。もう2度と見られないのかなぁ。当時、日本でも紹介だけはされたので見たかった人も多いと思うけれども、みんな見られたのかなぁ。 閑話休題。シャルロットは一昨年エティエンヌ・ダオのシングルでもデュオをやってますよね。あれもかなりちゃんと「歌って」いたんで、ある種の予感はあったんだな。あの時点で、シャルロットは歌手として復活する! と予言しておけば良かった。 ちなみに僕が最初に買ったCDは『シャルロット・フォーエヴァー』です。ていうか『シャルロット・フォーエヴァー』を見つけたらフォーマットがCDだったので買ったその足でCDプレイヤーを買ったのでした。秋葉原の石丸電気でした。CDプレイヤーを買ったのにCDが一枚なのは悲しいので再びCD売り場に戻ってリオの『ポップモデル』とちわきまゆみを中古で買ったのでした。 リオの新譜が出ても期待できないような気がしますが、シャルロットの新作は大いに楽しみです。エール+フランソワーズ・アルディも良かったし。(2005年3月16日記)

『葦』フレンチナイト#6」開催報告

2005年03月15日 21:54

お待たせしました。2月25日金曜日夜のフレンチ・ナイト#6を報告いたします。 今回の客様は10数名で、特筆すべきは病気療養中清原まりこが来てくれたこと。ネットで知り合った藤木友紀子さんが久しぶりに駆けつけて下さったことですね。藤木さんは5月のフレンチ・ナイト#7でデビューされる予定です。 今回の第1部DJの部はヴァレンタイン特集+新譜紹介でした。 オープニングはフィーチャリング -M- のベルヴィル・ランデヴーのテーマをサントラから。 ロードショー終映記念ですがこの曲好評でご質問があったので映画のことなど説明しました。でもロードショー終わってますから。残念! 続いて、ヴァレンタイン特集: この人フランスで人気なんですよと、Arielle Dombasle で「ラム・アンド・コカコーラ」。これはヴァレンタインと関係ないんですが、続くのが;サラ・マクラクランの「アイスクリーム」(2番の歌詞が「あなたはチョコレートよりも甘い」だから)、ルーファス・ウェインライトの「シガレット・アンド・チョコレート」、カイリー・ミノーグ「チョコレート」なので食べ物つながりですね。 全然フレンチでなくなったので、ゴータン・プロジェクトで「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」。しかしヴァレンタイン・デーから離れてしまいました。 ここでヴァレンタイン特集を終わってヴァリエテ気質ファンの皆さんのためにジョアンナ・ニューソンの「スプラウト・アンド・ビーン」を映像で、続いて「ザ・ブック・オブ・ライト=オン」。 ここから新譜特集です。 「現在のチャートトップです」と、アメル・ベントの「マ・フィロゾフ」他。アメル・ベントはまだトップですね。それからミレーヌ・ファーマーの新曲をエア・チェックテープで。 このあたり、第2部のやまもとさんのファンのシニアのみなさんや、清原さんにはピンと来なかったみたいなので急いでララ・ファビアンに移ります。 まず、ララ・ファビアン先生の実力を見せつけるために皆さん御存知の「灰色の路」のカヴァーから。実は僕がララ・ファビアンに目覚めた曲でもあります。これは大好評でした。全員息を呑んで聴き入り、終わると全員から拍手。 ラウラ・パウジーニとのデュオの映像(これが大迫力)なども紹介して盛り上がったところで先日對馬氏に送って頂いた見本盤『9』を紹介しました。シングル曲「手紙」全曲と1コーラスだけのサンプルが4曲で、サンプル曲には「もっと聴きたい」との声多数。まあ販促グッズだから仕方ないですね。 続いてルイ・ベルティニャックの新譜『ロンタン』の見本盤。テレフォヌの元メンバーといっても判らなくてもカルラ・ブルーニのプロデューサーといえば判って貰えました。曲もカルラ・ブルーニとのデュオが好評でした。これも1コーラスで1分半のなのが惜しまれていました。 エンディングはペッピノ・ガグリアルディの「ガラスの部屋」。これが流れるころにはピアノの宮沢さんと歌のさかもとさんが既に準備中で、ピアノの前の宮沢さんから「ヒロシー!」と声がかかりました。別にイントロクイズではなかったのですが、流石にミュージシャンは曲を憶えますね。いや、これもフレンチではありませんがご愛敬ということで…。 いよいよ第2部:やまもと俊子さんのミニ・コンサートです。 曲目はやっぱりヴァレンタイン絡みで恋の歌中心に始まりました。 ○好きにならずにいられない:王道ですね。 ○恋心:これも素晴らしい。タンゴになると宮沢さんひときわ恰好良い。 ○悲しみのヴェニス:恋はどこへいったのでしょう。 ○ジョリ・モーム:いつもの、やまもと世界です ○黄昏のビギン:シャンソンだけが良い歌ではありません。 ○愛はるかに:やはり愛の歌で終わりました。 そしてアンコールもラブストーリーから。『慕情』のテーマ「ラヴ・イザ・メニ・スプレンダード・スィング」。この日のお客さんは前回とは違ってシャンソンファン中心でしたから十分に満足して頂けて安心しました。 今回は、第3部の勝手に歌って演奏してがありませんでした。僕がインフルエンザあけのためにアコーディオンを持って行けずに演奏がなかったし、歌ったりピアノを弾こうというお客様がいらっしゃらなかったためです。調子が良ければ「リベルタンゴ」を伴奏して貰う約束だったので残念でした。「リベルタンゴ」は4月にお預けになりました。 この日は「葦」の永井さんと常連の皆さんが蔵王に向かうのでお店が早じまいでした。もっとも僕が病み上がりだったのでありがたかった。それから友人のTちゃんが飲み放題だから、どんどん飲んでたら永井さんにラムを出されてストレートでぐいぐい飲んでいたから早く終わって安心しました。(2005年3月15日記)

對馬さんに反論

2005年03月14日 23:33

我が師である對馬敏彦 dit 向風三郎氏が社長でありライターであるYTTのサイトおフレンチ・ミュージック・ クラブ掲示板に次の記事を書かれました。(以下引用。無意味なような気もするけれども一部伏せ字) お名前:ツシマ ホームページ:http://homepage2.nifty.com/merge/bgs/bgframe.htm お題:いろいろわかったこと 投稿した時間:Monday, Mar 14, 2005 at 08:44 その1。釧路にすばらしいビージーズのサイトがあった(↑)。勉強になる。 その2。そのサイトで,さなえもんも言っていたグッチ祐三の初期バンド,ビジー・フォーは既に「ステイン・アライヴ」のものまねで有名だった,ということを知る。 その3。グッチ祐三は××学園出身だった(大野修平,かっち君の後輩になるのか?) その4。その学校で(9文字削除)かっち君が先週プロ歌手としてデビューした(のだな...)。 (引用終わり) いや、人をオチに使うのはいいんですよ。どうせ4月末日には削除される掲示板だから、「かっち君」が××学園関係者だというのもね。 でもね、ちょっと事実関係が違うの。整理します。 1.プロ歌手ではありません。ラマンダのサイトにだって「ゲストと勉強中の方たちとのくつろいだ楽しいライブ」ってあったじゃないですか。僕は「勉強中の方たち」であってアマチュアとしての出演でした。ご好意でチケットノルマとかなかったのですがノーギャラだし。 2.グッチ裕三の初期のバンド、ビジー・フォーというのはとらえ方として微妙。もともとグッチさん、モト冬樹さん、ウガンダさん、いたっけ島田(みんな憶えてないでしょ? このひとは島田与作こと、もとGSのクーガーズのベーシスト島田昌弘氏。リーダーだったんですよ。ちなみにクーガーズは差別化のためにスカートをはくという戦略を採ったバンドで、三宅裕司のいとこが在籍したことでも名高い? 関係ないけれどもグッチさんも田中星児のいとこらしい)さんによる「いそがしバンド」が改名して「ビジー・フォー」となり、グッチ、モトの2人以外がメンバーチェンジというかバックバンド化して「ビジー・フォー・スペシャル」としてブレイクした訳です。キーボードの女性は紅一点で、他のメンバーもウーロン茶とかエデン東とかいった芸名でした。現在はグッチさんが独立した形でグッチーズを率い、ギターのモトさんはビジー・フォー・スペシャルのメンバーと「モト冬樹&フリーマーケット」(後に「モト冬樹とナンナラーズ」と改名)。というわけで、ここにもレノン=マッカートニーというかオーベール=ベルティニャックというか、そういうストーリーがありますね。だから今でもイメージとしてはグッチ&モトという感じだし、僕たちの感じでは2人はいまでもビジー・フォーなんですよ。ミーちゃんとかケイちゃんとか永遠にピンクレディーじゃないですか。  グッチ裕三さんもモト冬樹さんも小中高と××学園でともに学んだ幼なじみだから、30数年も一緒にいれば離れたくなっても仕方ない? 3.大野修平先生はアングリカンチャーチの立教出身だから新教徒です。××学園はカトリックの学校です。そして不肖「かっち」は××学園関係者ですが出身者ではないのだ。私学なんて幼稚園だけだし、男子校で学んだことはないのです。 う~ん、なんだか、どうでもいいことを書き連ねてしまった。具体的な事実なんかどうでもいいや。大切なのはストーリーだな。本当にプロデビューしてしまえばいいんだ!(頭変。2005年3月14日記)

ソワレ・ド・ラマンダ報告

2005年03月14日 22:27

トップの告知で こちらをご覧下さい。真ん中少し下の右側に「ソワレ・ド・ラマンダ(夜のライブ)毎月第2、第3、第4金曜の夜は★ゲストと勉強中の方たちとのくつろいだ楽しいライブを」というのがありますね。「開場 18:00  ステージ 18:30/19:30/20:30  入れ替えなし 入場料 \2,000 1ドリンク付き 追加\300~ 藤原和矢(pf)」とも。そこの「3月11日(金) ★有馬 泉 神谷直樹、本田 旭、未定」の未定が僕なんですよ。別に「未定」っていう芸名じゃないですよ。ああ、本名出て無くて良かった。 とお知らせし、当日の帰宅しての記事「歌ってきました」で、ちょっとだけ報告しましたが、今日は本番の報告です。凄い長いですよ。覚悟して読んでね。 3月11日の金曜日は当たり前すが仕事がありますから仕方なく早退して自由が丘駅すぐそばのラマンダについたのは午後4時前。カウンターだけのカフェスペースの向こうにスタジオというかレンタルスペースがあります。そこがその晩の会場であり、僕が着いたときはスタジオの主である深江ゆかさんのシャンソン教室の発表会が行われていました。 なにしろテンパっていますから、ずぅっと小声で歌っている。不気味な僕。 発表会が終わると、同じくスタジオの主催者ピアニスト藤原和矢氏と打合せなのですが、藤原氏は発表会の打ち上げにいらして、待つ間、今度は声を出して歌う。ご一緒する神谷直樹、本田旭両氏はきらびやかなスタイルにお召し替えをしたりで実に落ち着いていらっしゃるが、当方はとりあえず歌って気持ちを誤魔化すしかありません。 音あわせが始まったのは5時半。本田氏は行き方を確認するくらいで10分で終わった音あわせが、藤原氏が曲をご存じなかったり段取りが日本の約束と違っていたりで僕の打合せが決着したのが6時5分前。これでは神谷さんの時間が無い! と焦ったら良くしたものでゲストの有馬泉先生の到着が遅れて開場が遅れるのでなんとかなりました。有馬先生の打合せは凄~く簡単。プロだ! 6時15分からお客様が続々と。結局47名いらしたそうです。う~ん。この人たちを前にして歌うのか。 ステージは3部構成で僕たちアマチュアは1部と2部に出ます。各2曲です。 僕が歌ったのは:第1部が「ジャヴァネーズ」(ゲンズブール)「モンマルトルの丘」(ルーファス・ウェインライトなど)。第2部が「ベリランメールマリギャラント」(ロラン・ヴールズィ)「恋の病」(アンリ・サルヴァドール)。ちなみに第1部は3拍子のニュアンスを歌い分ける。とにかくゲンズブールが好きだから初めて人前で歌うのはゲンズブールと決めていた。ムーラン・ルージュも曲が好きだしなぁ。第2部はシャンソンでもエキゾチックな「日本的シャンソン」としては知られていない曲で大好きな曲というコンセプト。 反省点いっぱい。 ピアニストの知っている曲をやった方がスムーズにいったし、「ジャヴァネーズ」にしても初めて渡すフランスの楽譜を見ていただくのではうまく行く方がおかしかった。まして聞いたことのないヴールズィやサルヴァドールがどれだけ無謀だったことか。さらにサルヴァドールの楽譜はネットで拾ったいい加減なもので、譜割もコードも怪しいのでした。藤原さんは偉大なプロです。冷静に考えると申し訳ないことをしました。感謝感激。 それから結局歌詞が入らなかったこと。そうですカンペ持って歌っちゃったんですね。念のために持っているだけのつもりだったのですが怖くて怖くて手放せませんでした。フランス語で正しく歌えることぐらいしか取り柄がない僕が歌詞をトバしたらお話にならないという恐怖から抜けられませんでした。 さらに音あわせの過程と本番で歌って曲を音楽的に把握できていないことがはっきりわかりましたね。ピアノさんに指示も出来ないし、自分で自信がない。勉強不足です。今年はバークレーメソッドの教室にでも通おうかと真剣に考えております。 最後に、やっぱりあがりました。ライヴスペースはもともとダンススタジオだったらしくて、ステージに立つと正面が鏡張りでライトの当たった自分がはっきりみえるのです。むしろお客さんは見えないので、自分と見つめ合って四六の蝦蟇気分でした。 うまく行ったこともいくつか。 まずはMCがそれなりに受けたこと。楽曲解説ですね。人前で喋るのはそれなりにできるらしい。 そして第2部のベリランメーが空中分解した(コードがわからなくなってメロディーがあやしくなってリズムもほぐれてしまった)にもかかわらず、強引にルフランに戻して終われたこと。ステージでは歌手が偉いんだ! と自覚した瞬間であり、偉いんだからちゃんとしなきゃと思った瞬間であり、とりあえずピアノの藤原さんは怒ってたでしょうが、曲を終わらせたのは自信がつきました。空中分解を反省しろという声もありますが。 自分の最後の曲がサルヴァドールの「恋の病」だったのですが、これは客席から手拍子も貰ってノリノリで大盛り上がり大会でした。実はこの歌が一番歌詞が入っていたのと4曲目で脳に何かが出ていたからだと思います。喉も開きました。あれがあったため全体の印象がずいぶん良くなったみたいでお帰りになるお客様(一人ずつ御礼を申し上げてご挨拶するのが楽しかった)の評判も上々でした。お客様といえば「恋の病」なんて日本シャンソンとしては誰も知らない曲だと思っていたら「福田ワサブローさんのレパートリーで好きな歌なので嬉しかった」というご感想をいただきました。そうか、知られている曲の力は強いのか。 ゲストの大ベテラン有馬泉先生は、凄い存在感でした。全く独自の世界が確立されているのは素晴らしい。有馬先生目当てのファンの方が沢山いらしていたし、ブラヴォーの声はどんどんかかるし、第2部では僕が歌い終わってご紹介差し上げてマイクを渡したのですが、そのときの「ご紹介できて光栄です。有馬泉先生」というMCは本心です。 さらに本番後の打ち上げがインティメイトでなおかつ勉強になった一夜で、これは歌を歌うのも楽しいのではと、ちょっといい気になったのですが、だからといって誰も歌わせてくれませんから、とりあえず金曜の夜に予定がなければ葦に行って歌ったりアコーディオンを弾いたりしようと誓ったのでありました。だから25日は歌いに行きます。今週はテテのライブですけれどね。(2005年3月14日記)

エミリ・シモン『皇帝ペンギンの行進』

2005年03月13日 01:05

仕事が農繁期を終え、ライブも終わったので、溜まったCDを聴き本を読みアコーディオンを修理に出して怠惰に大忙しになろう! としています。 今日はYTTのセレクションでも紹介されているエミリー・シモンの新譜です。でもサントラなんですね。公式ホームページディスコグラフィーにも入っていないので、正式な作品扱いはしていないみたいです。 確かに、音楽だけで聴き通すのはちょっと辛いかもしれません。アルボムの構成はオープニングこそ「フローズンワールド」というヴォーカル曲なんですが、そこから「南極」「卵」「海の歌」「赤ちゃんペンギン」「キラーバードの攻撃」…。とエレクトロニックなインスト曲が続いて疲れたころにやっとヴォーカル曲、インスト、歌、歌、で〆が「旅」というシンフォニックなインスト。 やっぱり、最初のインスト7連続が映像無しだときついかな。そこを飛ばして聴くと結構良かったりして、アーティストの意志に反して申し訳ないのだけれども、ほら『ダブルファンタジー』とかジョンの曲だけに編集し直したりしたでしょ? そんなことしてたの僕だけかな? そういえばキングクリムゾンのボックスが出たときもファーストアルバム『宮殿』の曲は全部収録されていたけれども「ムーンチャイルド」の後半のインプロヴィゼーションがカットされていたのが嬉しかったものですもの。 その辺のフォローなのか「雪の上の足跡」「アイスガール」と2曲歌ものがボーナスで入っています。これは映画では流れない曲ではないでしょうか。だとすると文字通りのサーヴィスなんでしょね。 この、映像がないのが残念な感じは例えば『モア』のようなピンクフロイドのサントラアルバムみたいで、エレクトロエイジのケイト・ブッシュなのだから当然のピンフロつながりなのかしらん。電子音インストで焦らされた揚げ句のお待ちかねヴォーカル曲が「嵐の歌」と、まんまなタイトルなのも「ナイルの歌」みたいだし。この曲が一番ケイト・ブッシュ的な狂気を孕んでいたりもします。 ジャケットはこんなのです。裏がこれだから、ペンギンコスプレなんですね。もっとも裸だから厳密には「コスチューム」プレイとは言えませんね。エミリー嬢は背中に自信があるみたいで、ファーストアルバムはこんなこんなだし、シングルだってほうらほら。 前作といえば、そのうちの1曲「雨の中でダンスをする人たちに」が「氷の上で」にタイトルを変えて再録されています。詞はMy lover is gone but I'm not on my ownだけですが…。 感想は以上ですね。後はベースを弾いている人がサイモン・エドワーズという名前なのが気になったくらいかな。 (2005年3月13日深夜記。最後の画像はエミリ・シモン嬢の公式ホームページから勝手に持ってきたテントウムシのアイコンです)

歌ってきました

2005年03月11日 00:37

ご心配お掛けしたかもしれませんが(知らねぇよなんて言わないでね)、無事にかどうかもわかんないんですが、とにかくライヴが終わりました。自分の出番が終わって即行ウォッカ・オレンジを飲んで打ち上げもあったので、ほぼベロベロですが、報告致します。私の名前はベロ、ベロベロのベロよ。 実は仕事の〆切とライヴの日が重なって「私もう大変」でした。そして、何故か判らないのですが歌詞が入らない。普通に鼻歌で歌えば歌えるルフランが、ステージを想定して本番のつもりでリハーサルする(たんに自宅でなりきって歌うこと)と突然出なくなる。これは何かの神経症か関係妄想ではと不正確な知識で不安になりました。僕のブログを読んで下さっている方はだいたい友人知己なので、いるわけないと思いつつの発言ですがお医者さんがいらしたら、間違っていたら御指摘下さいね。友人知己には医学博士はいても医者はいないのです。 すでにかなり酔っぱらってしまって、スズキアキ先生の名曲ハムカツサンドのサビ「ベンチに座る/ハムカツサンドを食べる/あぁカツなんて/パン粉で揚げたものを/またパンで挟むなんて」を歌いながら帰ってきました。この歌詞は僕のうろ覚えなので保証しません。昔は酔うと、はっぴぃえんどの「春よ来い」とか歌っていたものですが、歳月は流れ人は去り万物は流転し、酔って歌う歌も変わるのでした。 やっぱり酔っぱらってブログは書けないと思い知ったので、とりあえずここまでの2005年3月11日未明、暦の上では既に12日であります。おやすみなさい。

意外なBGM

2005年03月10日 18:26

午後、歯医者に行きました。別にどこも悪くはないんです。2,3年前に何か食べてたら前歯欠けたんですね。正確に言うと端の方が雲母のようにはがれた感じしました。それで去年歯医者に行きました。なんだか無駄に年月が経っているように思われるでしょうが、その通りです。行った理由は、新しい歯医者が近所に出来て店先(?)のオブジェが面白かったから。その結果、それは剥離した歯石ではないかと指摘される。それくらい歯石がついていたんです。 結局、欠けているらしいが放っておいて良い、それよりちゃんと歯を磨け、歯間ブラシもフロスも使えということになりました。2ヶ月ごとにチェックするわけです。で、そのときにプロがクリーニングしてくれるんですね。カバトットのカバ君になった気分。こんなに綺麗にしてくれるんだから少しくらいサボってもいい気になってしまう。 ところが、今日は歯科衛生士の担当のお姉さんがチェンジしてました。何故かいつもの人ではない。敵はマスクをしているので見た目では判らないのですが違う人だった。声も違うし、言うことが違う。歯並びが悪いのだから磨き残しが出ないように気をつけましょうね。と同情してくれてたのが、きちんと磨いて下さいと、命令になった。おっしゃる内容は同じなんですが…。 ひとしきり御指導を受けた後に歯を磨いて貰っていたら、音楽に気がつきました。いつもはオルゴールで「セイ・イエス」がかかっていたりするのに突然、デイヴィッド・ボウイー「モダン・ラヴ」。「お客さん来た。私もう大変」であります。あんまり歯医者には向かないね。アレックスになって疾走してしまいそうだ。 今日はなんと医者のハシゴをしました。人生で初めてです。なぜならば一昨日から目がかゆくて鼻水が出る。もしかして花粉症? 仕事の能率も落ちるし、明日は歌だし、いきつけの内科とリハビリのお医者様に行きました。結論は:微熱もあるし風邪かもしれない。とりあえずアレルギーと風邪の両方の薬を出すから1週間しても直らないようだったら血液検査エトセテラ…。これで僕も花粉症デビューかもしれません。嬉しくないよ~。 患者がお年寄りばかりのリハビリのお医者さんは、風邪をひいたときに「なんとなく」行って以来「かかりつけ」なんですが、住まいの前の電柱に広告が出ていることに後日気付きました。無意識のうちに洗脳されていたのかもしれませんね。

東京アコーディオン教室(金子万久先生)レッスン

2005年03月09日 22:39

実に久しぶりの報告であります。毎週木曜日のレッスンですが今日は仕事の都合で水曜日に変更していただきました。先月は風邪、あるいはインフルエンザかもしれない高熱のためにやっぱり振り替えレッスンをお願いしたりということもありました。しかし、ちゃんと毎週通っておりました。 さて、前回の報告で: >ところで、今日のレッスンの最初は「1月はニューイヤーコンサートにちなんで >ウィンナ・ワルツをやりましょう」というお話でした。曲は代表作ということで >「美しく青きドナウ」。ウィンナ・ワルツはとにかくルパートが大切と、結局全 >曲範奏して頂き贅沢きわまるレッスンでした。が、しかし、今回は楽譜を下さい >ません。ピアノピースを参考に自分でアレンジを考えるようにとの課題で、これ >は高度です。なんだかステージを上げられてしまって嬉しいけれども大変。 ということだったのですが、 結局ず~っとドナウ河が続いております。 毎週「気長にやりましょう」。そもそもピアノスコアを見ながら形にするだけで1ヶ月かかりました。おそらくあと、1ヶ月は続くでしょうし、なんとかなるのは今月末に合宿強化練習をするまでかかるのではと考えております。 そのかたわらでは、先生の曲集を少しずつ進めているのですがボタン式ではいつまでもポジションがおぼつかない僕に「曲によってはピアノ式で弾いた方がよいのでは」「やっぱり向き不向きがあるからなぁ」というご意見もあり、危うしボタン式! 自分なりには右手のコードの形が必ず同じなのが利点であるとわかるつつあるのですがね。 今日のレッスンはドナウ河と懐かしの『ファウスト』(グノー)のワルツでした。この曲はボタンに転向して基本練習の後に最初に貰った思い出の曲です。去年は強化練習でずいぶん練習しました。実はお教室仲間が、この曲を最近始めたんですね。それで「ちょっと弾いてみて」でした。自分なりには久しぶりであることを差し引けばそれなりに弾けたのですが、いろいろとなってないのとだめ出しの嵐でした。もう、毎度同じことなので繰り返しませんが。 さて、最後に予告して終わります。週末からまた、記事を書きますね。 ○フレンチ・ナイト#6(2月)報告 ○東京アコーディオン練習会新宿(2月)報告 ○Miyack 渡辺(渡辺 美和子)さんライブ(1月29日)報告 ○2月27日のイベントに行って聴いた熊坂路得子さんの演奏 ○3月11日の自分の歌の報告 それから、いろいろなCDも紹介したいし…。ご期待下さい。 (2005年3月9日記)

ライブが近いので

2005年03月07日 22:38

「葦」に行って歌ってみたのですが; (1)歌い出すのが恥ずかしいので飲んでいたら酔ってしまった。 (2)弾き語りは難しい という理由で、ちっともうまくいかないのでありました。危うし本番! でも、これからはイベントがなくても定期的に葦に行って歌ったりアコーディオンを弾いたりしようかと、ちょっと誓った。伴奏の練習にもなるしね。とりあえず予定のない金曜日は葦に通うつもりです。次回は25日の予定。 (2005年3月7日帰宅して書いたのですが、アップを忘れていました。本当はもっといろいろ書いていたのですが、そこは削除して3月9日アップ)

『葦』フレンチナイト#5」開催報告

2005年03月06日 13:54

お待たせしました。1月のイベントの報告です。 >参加者はコメントをつけてくださいね。 >コメントをつけた人には今日の記念CD-Rを渡しますからね。 >(2005年1月28日深夜記というか要するに帰宅して書いた記事です) と書いてから幾星霜。さなえもんさん、ねあんでぃせっと氏、丼ちゃん氏にコメントを頂いたというのに。 今回は音曲は無しというか、実演無しでした。そうなるとフレンチポップスファンの東京ヴァリエテ倶楽部の例会になったのが不思議です。東京在住でない丼ちゃんが来てくれるは、BNF(ビッグネイムファン)ねあん氏が参加されるはだし、さなえもんも友達を連れてきてくれてありがとう。 第1部は、昨年のベスト3発表でしたが、とりあえずお客様が少ないので、 オープニング:Jean Luc(Sanseverino)Les sénégalaisesより ヌーベル・セーヌ・フランセーズ・ベスト3: Le petit voisin(Jeanne Cherhal)Douze fois par anより Pour l'instant je suis pas encore trop connu, ca va, mais après, je sais pas( Gérald Genty)RTLのライヴより Le baiser de Modiano(Vincent Delerm)Kensington Squareより アコーディオン・ベスト3: L'indifférance(Joê Rossi)Les monstres sacrés de l'accordéon vol.5(Joê Rossi & le Quatuor de Paris)より O sole mio(les Soeurs Dalmasso)Saga italienneより Son éphémère passion(Marc Perrone)同名アルバムよりタイトル曲 なんて僕のセレクションを、流していたわけです。お客様は葦の常連のかた(要するにフレンチナイトだから来たわけではない普通のお客様)と、ねあんでぃせっと氏。なんでも知ってるねあん氏に聴いたことのない音源を紹介できて嬉しかった。 いよいよ本番:各自のベスト3です。 かっちのベスト3 Je m'en vais(Miossec)1964より Soir de gala(Francoise Hardy)Tant de belles chosesより Roses et hips(Keren Ann)Nolitaより こうやって並べると自分の趣味が判ります。ヌーベル・セーヌの曲にしても、なんだか曲調が似たものが多い。ダウナー系というかチルアウトというか。まったり? TOMIさんのベスト3 Fais comme tu veux(Calogero)3より Rimes féminines( Juliette)Ma vie mon œuvreより La Tosca : E lucevan le stelle(Florent Pagny)Barytonより TOMIさんはジュリアン・クレール様ファンサイトとってもクレールを主催されていて、東京ヴァリエテ倶楽部が「おフレンチ東京支部」だったころの創立メンバーであり、残念ながらウィークデイではご参加が難しいからベスト3だけ提供して頂きました。ジュリエットは曲の指定がなかったので僕の好きな曲です。 そうこうしているうちに、丼ちゃんさんもいらしたので、早速ベスト3を発表して頂きました。 丼ちゃんさんのベスト3と参考曲 La noyée(Carla Bruni)Quelqu'un m'a ditより (参考曲)La noyée(Serge Gainsbourg)Gainsbourg et caeteraより (参考曲)Hiroko ! (Remix - A la guerre) (RoBERT)Unutmaより Le prince bleu (en duo avec Majandra Delfino) (RoBERT)Unutmaより Ecoutez la chanson bien douce(Les Rita Mitsouko,?Orchestre des Concerts Lamoureux)En concert avec l'Orchestre Lamoureuxより 丼ちゃんさんとは- N - さんのミレーヌ・ファーマー・ファンサイトFílament de luneあたりから始まったご縁でしょうか。女性ばかりなのが納得といえば納得。ロベールのヒロコは最初ベスト3の筈だったのに「やっぱりこれはダメ」という感じで差し替えになりました。ゲンズブールは写真集のオマケCDです。あの写真集最初は大判だったのを買っておかなかったのを後悔しています。 そしていよいよねあんでぃせっとさんのベスト3と参考曲 (参考曲)La javanaise, Belle-île-en-mer Marie-Galante, L'aigle noir, Là-bas(Humana)同名アルバムより Dans les nuages(Tryö)De bouches à oreillesより Je sais ton nom, Tout un jour(Isabelle Boulay様)Tout un jourより 最初にかかったユマナはヴァリエテ・フランセーズの名曲を混声合唱(ピアノ伴奏)でという不思議なもの。次のトリオはジャーマンのバンドではなくフランスのレゲエでした。どうもねあん氏と人間的なつながりがあるらしい。そしてそしてイザベル・ブーレ様(必ず様をつけるようにとのご要望がありました)。僕から見ると「ビオレーが仕事できなかったアルバム」なんですがブーレ様ファンからは「最高傑作」となるのでしょう。確かにビオレーサイドからの色眼鏡を外して虚心に聴くべきなのだと考え直しました。なんか記憶があやふやなんですが、ベスト3の2曲がブーレ様で良かったんですよね? ねあんさん。 そうこうするうちに、さなえもんさんが、お友達を伴って登場。 さなえもんさんのベスト3 Bird in a cage (feat. Julie Delpy) (Discover)California songsより Je suis franc(Magyd Cherfi)La cité des étoilesより StarSystem(Lepil)StarSystemより さなえもんさんは、僕同様、ツシマズチルドレンの一人だと思います。上でリンク貼りましたがベスト3はことごとく對馬敏彦=向風三郎セレクション。3つめの『スターシステム』だって発売前に紹介されています。そして、さなえもんさんはライナーを書いてライターデビューもされています。ほらね。すごいなぁ。 最後は、さなえもんさんのお友達。律儀にベスト3を持ってきて頂いたのだけれども、これが濃かったです。 Tutti frutti(Tony Gatlif)Gadjo diloより Linguae Navarrorun Museum(Fermin Muguruza)In-komunikazioaより Abadinoko Karmentxu(Tapia & Leturia)Trikixa! (Melodeon dance dynamite from The Basque Country) より 『ガッジョ・ディーロ』はともかく、あとの2枚はバスクのロックバンドとアコーディオン音楽で初めて耳にするものでした。素晴らしい。 それからは、映像を見たり、昨年のイントロクイズで使った曲で、イントロクイズをやったり、もちろんいろいろとお話をしたりと蔵前の夜は更けていきました。シャンソン無しで、どうなることかと思いましたが、実りの多い一夜でありました。(2005年3月6日記。イベントの報告は実施日の記事にしていましたが、あまりに日にちが経ったので記事を書き上げた日の記事にします)

いろいろ届いたけれど

2005年03月05日 21:49

帰宅すると、郵便受けに17日のTétéのライヴのチケットが。申し込みが遅かったので整理番号が150番ということは、150人はクアトロに来るわけで、スタンディングだし、ちょっと不安になる。 クアトロはもしかするとエリオット・スミス以来だ。 それから我が師である向風三郎のセレクションから4枚届く。コンピレーションまで届く。 でも、聴けないんです。残念! 自分のステージまで1週間を切ったのに歌詞が入っていないから、もう歌う予定の曲しか聴けない。幸い家で延々と仕事をする週間なのでそれはそれでいいけれどね。もう見たと思いますが、ブログのトップのお知らせも更新して自分のことを載せました。もうプレッシャーをかけようという作戦であります。(2005年3月5日記)

雪・「婚約の長い日曜日」

2005年03月04日 23:34

書きたいこと、書きかけのこと、書くべきことは、あまたあるのですが…。 勝手なことを書きましょう。いや、いつもそうですが…。 今日は朝から雪。雪の曲といえば、エルサの「雪の日」、ケレン・アンの「雪の中の私の足取り」、アングンの「サハラに雪」。検索したら「3月に雪」という曲があって、今日にぴったりじゃんと思ったのですが試聴したらラップでした。やっぱり『消失』に入っているケレン・アンの曲が抜群です。誰ですか? 「私は雪の下で眠っていました」なんていうのは? あなたはマリルーですか? 日本語の曲なら、中島みゆきに猫、中村治雄氏が作ったSNOW CANDLEなんてのもいいですね。SNOW DANCEはドリカム。スピードはWhite Love。雪だるまってまんまるいのは所ジョージさん。下田逸郎の「遠い砂漠(に雪が降る)」はアングンよりも10年以上早い。 デイヴィッド・ボウイーが雪の上でフェンダーを持って倒れていたPVは「ビー・マイ・ワイフ」だったかな。 公開日が1週間後なので新しいジュネ映画『ロング・エンゲージメント』の宣伝がテレビで始まりました。そういえば音楽がヤン・ティエルセンじゃないなと思ってたけれども、ホームページで確かめたら、アンジェラ・バダラメンティ。どうしてアンジェロじゃ(以下略)。 『ロスト・チルドレン』である。ジュリー・クルーズである。デイヴィッド・リンチだ。非常に楽しみ。前後にパンをしながらカメラがズームをかける映像に、雪崩落ちるようなスコアが載ったりするのだろうと想像するだけでワクワクします。(2005年3月4日記)

鈴木亜紀@Z・imagine

2005年03月03日 00:46

これで(多分)4回目のライヴ。僕的にはずいぶん通ったことになります。ああいう人が歌を歌うために生まれてきたんだろうなと思います。 会場のZ・imagineは外苑前の地下鉄出口からすぐの新しいバーでした。オープニングしたばかりのせいかバーは本当にバーで全然御飯ものがなく、ナッツやら、パルミジャーノ・チーズと生ハムの薄片だのをおかずにお酒ばかり飲んで結構まわりつつ堪能したライヴですが、亜紀さんもとりあえず本番前に飲んでいたらしく、ライヴ中も休憩も飲み続けてらしたので、実に御陽気。MCいっぱいで楽しめました。「私大丈夫ですか?」なんて問いかけられると困ってしまいます。 これも、オープニングしたばかりのせいでグランドピアノは間に合わず、フェンダーのローズでの弾き語りでした。とりあえずリチャード・カーペンターが思い浮かぶのだけれども、あれはウィリッツァーだったか。ローズっていい音ですね。88鍵じゃなかったので亜紀さんは苦労されていたようですが、それを補って余りある魅力的なサウンドでした。 聴衆は20人ぐらい。1月のソワレに続いて一番近い位置でしかも真正面で聴かせて頂きました。それは本当に素晴らしい体験なのだけれども、一度大ホールだの武道館だのドームだのを埋め尽くす人々が亜紀さんの歌にみんなが聞き入るのを目にしたいものです。 セットリストを書いておくと、ファースト・ステージ:片浜海岸、桐の花、ハムカツサンド、こいのぼり、いちばん暑い日、人のいろいろ。セカンド・ステージ:風と道、つばめ、痛み、ブレリアお七、海が見えるよ、クラゲの2人、ブルーブラック。2部の最初の2曲は後方のスクリーンに去年の秋のライヴでも披露されたアルゼンチン写真集が映し出されました。アンコールではそのスクリーンに外の光景が映し出されて「雪の降る街を」。最後はポルトガル語で「トラヴェシア」(有名曲で橋という意味だと伺いました。)どのライヴも「今日はベストの選曲だった」と思っちゃうのはどうしてでしょうね。 あと、報告すべきことは、衣装がノースリーヴでなかったこと。近々ファンクラブ結成とインフォームされたことでしょうか。同じ会場で月末にもライヴがあります。僕は仕事で行かれないのが今から残念です。 (2005年3月3日当日、ライヴから帰宅して帰りに買ったハムカツバーガーを夜食に食べてから書きました。書くべき記事が溜まっていますが明日あたりから、どんどんアップする予定です)



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