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マイケルの死に思うこと

2009年06月28日 22:20

マイケル・ジャクソンの様なアイドルは、その存在が多くの人の多くの記憶のキーになっているのだと思います。
彼の存在がなくなることで、そうした記憶に結びつく直接の手がかりが失われてしまいます。
記憶は間接的になってしまい、だんだんと関係性の大きな網の目の中に拡散していくのでしょう。
スーパースターの死に私たちが感じるのは、そういう喪失感だと思います。
マイケルと一緒に、私たちの記憶や存在も失われてしまう、あるいはその予感を感じてしまう。
死んだことを信じなければ、過去のリアリティも持ち続けられるのでしょうか?
でも、そうすると他のこととの齟齬を無視することになって理性が蝕まれることでしょう。
正気でいるためには認めなければならないこともあるのです。

マイケルに関わる多くの大切な思い出が僕にもあります。

閑話休題。マイケルの話をしていたら、唯一知っている大好きな曲が "I just can't stop loving you" だという話を聞きました。ラジカセについていた試聴のCDシングルだったそうです。YouTubeで聴いてみたら(http://www.youtube.com/watch?v=Tai2j3dVSUQ)知っている曲でしたがマイケルだと思っていませんでした。確かに名曲で、特しっとりとしたヴァースの表現力が素晴らしい。それからラジオでは聞いたことのないイントロのセリフが泣かせます。

I Just Want To Lay Next To You
For Awhile
You Look So Beautiful Tonight
Your Eyes Are So Lovely
Your Mouth Is So Sweet
A Lot Of People
Misunderstand Me
That's Because They Don't
Know Me At All
I Just Want To Touch You
And Hold You
I Need You
God I Need You
I Love You So Much

「僕のことを誤解する人が沢山いるのは僕のことがちっとも知られていないからだ」なんて言うのだもの!

フランス語ヴァージョンも発見。歌詞も読めます。なんか凄く白々しいのはなぜかしら。スペイン語も誠実な感じがします。
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金子先生の会2009

2009年06月22日 23:59

昨日の谷口サンデーアコーディオントークの席で来場された方から「今年の金子先生のご命日にはなにか集まりはありますか?」とご質問を受けました。

今年も7月10日がやってきます。

いままで僕は先生の四十九日と一周忌の日に集まりをお世話させて頂きました。四十九日は小さなフレンチレストランを貸し切りで。去年の一周忌の日には大久保の居酒屋で。

さて、今年はどうしようかと思案中でした。去年の「金子先生の会」では、事情の許す限り毎年7月10日はここに集まりましょう!と叫んだ覚えがあります。大久保の居酒屋はチェーン店なのですが近くに音楽センターのアコーディオン教室があり、そこの教室生、主に土曜日の関先生の生徒さんたちが毎週飲みに行ってはアコーディオンを弾きまくっているので、アコーディオンを弾く集まりに寛容なのです。比較的大きな店なので予約なしでも使えるくらいの柔軟性もあります。

今年も同じ場所で午後7時スタートでいいかな、昨年の参加者のみなさんと先生の奥様にそろそろご連絡さし上げようかなと思っていたので、その場で今年の方針を決めて、ご質問にお答えしました。

2009年の金子先生の会は7月10日午後7時スタートです。場所は昨年と同じ大久保駅近くの某チェーン居酒屋。会費は当日の割り勘ですが、大体3,000円くらいだと思います。昨年ご案内を差し上げた皆様には近日中にご案内いたします。それ以外の方でも金子万久先生に所縁の方はどなたでも大歓迎ですので、僕までご連絡下さい。多分当日突然いらしても大丈夫です。

衝撃発言

2009年06月21日 22:23

ごぶさたしてました。先月向風師匠が来日して以来のエントリーです。もちろんその間も音楽的な出来事はそれなりにありましたが、なんだかブログが書けずにいました。その上6月7日が誕生日だったのですが、そのあたりから体調を崩して高熱を出したり咳が止まらなくなったり、要は風邪なのですが、どうにもアクセルの踏み込めない毎日。

しか~し、今日は、そういう「打つポイントが掴めずに打撃不振」的な日々を吹き飛ばす事件があったのです!

実は本日6月21日は谷口楽器サンデーアコーディオントーク第44回がありまして、不詳ワタクシメが何回目かの講師を務めさせて頂きました。テーマは「ミュゼットについて」。今思えば桑山哲也氏の向こうを張って「みんなのミュゼット」とすれば良かったと思っています。
 客入れにエットーレ・スコラ監督の映画「ラ・バル」冒頭30分の1930年代のダンスホールにミュゼットが流れるシーンまでを流し、ミュゼットと聞いて連想する音楽の代表で桑山哲也「哀愁のミュゼット」をPrima!のデュオヴァージョンで紹介する寝床振りで始まりましたが、1992年アルベールビル冬季オリンピックオープニングイベントの映像でミュゼットがフランスの国民的音楽であることを示し、一小節単位に揺れる人たちを見ることでワルツミュゼットのノリも知ってもらいました。
 ダカンの「ロンド形式のミュゼット」を実際に弾いて現代のミュゼットとは似ても似つかないのは、本来ミュゼットとはバグパイプのことなので、バロックのダカンやラモーの曲のミュゼットはバグパイプ風の繋留音と装飾音を用いたスタイルの曲であると説明。Youtubeで見つけた「フランスのバグパイプの1000年間」なるリサイタルの抜粋映像が役立ちました。
 続いて、オーベルニュ地方のバグパイプと、イタリア移民が持ち込んだアコーディオンが融合した、バルミュゼットの成立を語り、20世紀初頭のミュゼット創世記の巨人ヴァシェとペギュリ兄弟の名曲を次々とお聴き頂きました。
 最後は金子万久氏が生前ミュゼットを語った文章を紹介して、そこに触れられた昭和初期に日本でも大流行したモリス・アレキサンドルの「パリの屋根の下」を聴いてお開きとなりました。

お足元の悪い中をお運び頂きという常用句が何の違和感もなく使える凄く天気の悪い日であったこと、そもそも知識系の日は入りが悪いこと、前回と違って僕自身がなりふり構わず営業努力に励まず、このブログでさえ紹介していないことなど相まって、動員が10名を切りましたが、皆さんに熱心に僕のお話しをお聞き頂き、ミュゼットの名曲は当然うっとりと聴いて頂けて悪くない出来だったと思います。

さて、最大の衝撃はトーク終了後に参加者の方とお話しやご挨拶をしている時に襲いました。「CDは出してないんですか?」って僕に訊ねた方がいらしたんですよ! 本当にビックリしました。横で聞いていた谷口楽器の社長も驚かれたようで「CDを出すには練習が足らないね」と素で反応していた位でした。それは僕も同感。しかしこれ以上何を言えば良いのか途方に暮れる感じがあるので、久しぶりに出てきてアレゲですが、今日のブログはここで終わりにします。



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