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歌の力

2009年08月30日 23:02

夏が終わるけれど宿題が終わっていない気分の今日この頃ですが、今日は別の話を…。

僕の iPod にはランダムで曲が入っているので、思わぬ曲に心を打ち抜かれることがあります。昨日今日の極私的(こころの)ヒットパレードにチャートインしたのは:
 JOAN JETT'S DOGS (SHERBETS)
 暗黙情事 (Cocco)
 雲ゆき (クラムボン )
 I Go Crazy (Paul Davis)
の4曲と、ル・クレジオの「未だ見ぬ海」の朗読。

言葉は強い。あとベンジーとか Cocco はキャラクターがやっぱり強烈。

ポール・ディヴィスの曲も、もう何年も聴いていなかったので「なんとなくクリスタル」の呪縛を離れ、歌詞(和訳しているブログがありました)が素直に聞こえてきました。あんまり共感できないけれども沁みます。ていうか、昔は歌詞をちゃんと聴いてなかった。パンクの1977年だもの。当時は、アメリカンTop40的なものから随分気持ちが離れてて、なんかヒットソングだなと聞き流していたのでした。そういえば今日はヤッシー党首も無事当選したらしい。

今日のテレビは24時間の愛が地球を救う番組と選挙の一日でしたが、24時間テレビも結局は歌で盛り上げる構成なのです。「青春アミーゴ」が例外的な名曲だと改めて思ったり。しかし「地元じゃ負け知らず」の歌詞に、しみじみしてしまう人もいるに違いないと、やはりガボンと日本で重要な選挙があった2009年8月30日のブログはこうなりますね。

ラジオフランス国際放送の易しいフランス語のニュースでさへ、既に昨日:
L'autre élection ce dimanche aura lieu au Japon. Elle s'annonce historique, puisque tout montre que le Parti conservateur qui a dominé le Japon depuis plus d'un demi siècle risque d'être balayé. Pour notre correspondant à Tokyo, Frédéric Charles, cela ne fait aucun doute.
と言っているのに、どうして日本のマスコミが大騒ぎなのだろう。
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自前の男前さ加減

2009年08月19日 18:06

ゆうべは、早川義夫さんのライブに行って、夜中にブログを書いて寝ましたが、朝起きたらもうコメントがついておりました:

marie(2009年08月19日 01:14)

こんばんは、今日はどうも。いいなあ、マイミクなんですかっ。
早川さんとおしゃべりしたいなと思って今日も店の前で少しもじもじしてましたが、小心者なのでそのまま帰りました。
「屋上」も「純愛」もいいですよね。私もすごく好きです。でもわたし的に一番歌詞が心に響いてたまらないのは「音楽」だったりします。凹んでいるときにかけては励まされてます。
私が初めて早川さんの歌を生できいたのは、たしか早川さんがソロで歌い始めた頃だったと思いますが、渋谷のジアンジアンでのソロライブでした。そのころの早川さんは黒いサングラスをかけていてMCはいっさいなく、お客の拍手を拒むかのようにストイックに歌い続けていました。
関東アコにゲスト、お願いしてみたい気もしますが、もし早川さんがOKしてくれたとしてもファンとしては所謂ああいう「ホール」では歌って欲しくない気もします~。
熊坂さんのアコーディオンも行くまでは、あの早川さんの弾き語りにどう絡むんだろう?と思っていましたが、凄い存在感があって音色がつややかで聴きに行って良かったです。ベローイングとか勉強になりました。


マリさんです。マリエではないと思う。フランス人だから(←嘘)。

僕は熊坂さんとお喋りしながら、marie さんが出てらしたら早川さんと marie さんの写真を撮ろうと思って待っていたんですが、反対側から帰ってしまわれて残念。

僕はホールで聴く早川さんに違和感ないのです。復活した時の江古田のBuddyもライブハウスにしては随分大箱だったし、純然たるホールで聴いたこともある。

昨日は柴草玲さんもいらしてて、少なくともアコーディオン弾きが3人客席にいた訳です。ブログに早速記載があって、

胸の痛いところがさらに痛くもなるけれど、
その後、じんわりとゆるんで、
何だか、自分ごときもゆるされるような感じがするのです。

という見事な感想がありました。胸が痛いけれど後でゆるむって、「心の按摩」だなぁと。

「『いけない人』と『いけない事』をするのが恋」を柴草さんも引用していたけれども、早川さんは「赤色のワンピース」に歌われているように若くして結婚されているから、恋の唄は全部「いけない事」を扱っているので、僕にはリアルではないはずなんだけれども、なぜか自分にも思い当たる節があるように感じるのが早川義夫の謎だと思います。歌や人生に関しても、あんなに繊細な感受性はないので、本当は白々しい歌のような気もするけれども、ちっとも嘘に聞こえない。それは早川さん本人にとってさえそうなのではないか、そんな気さえするのです。

それには音楽や言葉が自分のものなのが肝要だとも。熊坂さんのベローイングや左右のコンビネーションやレジスターの使いこなしも、アコーディオンのセオリーではなく、現場で自ら編み出したものと感じられました。

結局、一人になって自分に向き合う必要がアートにはあるのでしょう。「組織の一員としては、こう答えるしかない」なんて言っているようではアーティストにはなれない。

西荻窪の空の下で嵐のキッス

2009年08月19日 00:11

というタイトルの、早川義夫さんのライブに行きました(8月18日(火)開場 午後7時 開演 午後7時30分 終演午後10時)。もう、ずいぶん昔からのファンなので数回目のライブです。生に足を運ぶのはソロで復活されて以来ですが、ジャックスもテレビで見た記憶があります。

数年前に、一瞬だけやりとりがあってマイミクにして貰いました(←自慢)。

今日のライブは「出演 早川義夫(vo,pf)+熊坂るつこ(acc)」でして、実は熊坂さんとも面識があり、今日は僕的には二大巨頭初顔合わせなので、見逃せない聴き逃せないイベントでした。

会場は西荻窪のこじんまりとしたライブハウス「サンジャック」、日本語だと「帆立屋」ですね。

キャパが40人くらいで、ステージが学校の音楽室ほど。信じられない近い距離でのライブでした。

早川さんの曲の中には、中に折り畳まれてる内容が多く、自分には本来あり得ない記憶を甦らせる曲があります。少なくとも僕にとっては。そういうタイプの曲が特に好きです。曲そのものの内容が濃いのはもちろんですが、別のイメージを喚起させるパワーのある曲。強力な放送局の様な曲。

だから、早川さんの曲では「屋上」とか「純愛」とかが、やっぱり印象に残ります。

熊坂さんのアコーディオン・ソロも聴けました。左手のレジスターの使い分けや、メロディーの組み立てに、強烈なオリジナリティーを感じます。歌の伴奏も含め、しばらく聴かないうちに独自の進化を遂げたと思いました。アコーディオン関係者は聴く価値があります。去年の田ノ岡さんの様に関東アコのコンクールのゲストに出てもらったら、早川さんの歌のインパクトはもの凄いし、アコーディオンも絶対話題になると思うけれども早川さんがあまりに大物なので難しいかな。

そういえば、熊坂さんが、すっかり大人の女性になっていたのにも感心しました。以前は赤ちゃんの様に無邪気な笑顔が印象的でしたが、しっとりと情感を込めたメロディーを情熱的に紡ぐアーティストに成長されています。こまっちゃクレズマにも客演されるとのこと。すっかり若手の有望株です。

「ライブに行ったなぁ」という充実感がありました。やっぱりライブは行かなければいけません。また行きます。

いやんならないウクレレ

2009年08月03日 22:00

先週の木曜日、2009年度「千代田区人材バンク活用講座」事業生涯学習講座:誰でも楽しめるウクレレ ハワイアンを唄いながらウクレレを弾こう九段生涯学習館へ。家から自転車で15分、職場から5分の激近です。

先生はSANOEさん。見覚えがあると思ったら、MXテレビのハワイアンという番組のレギュラーバンド太田紀美子とザ・バーズのギター、ウクレレ、コーラスで御活躍の加藤早苗先生でした。SANOEはハワイの名前だそうです。

全3回1,000円!の講座で、初回は「指1本で弾ける」次回は「指2本」最終回は「指3本」と宇野宗佑チックに進む独特の入門メトードは、本場ハワイ仕込みでオーセンティックです。なんとかハワイ語で「カイマナヒラ」を歌えるようになってお開きでした。

幸せはスイーツ(笑)から

2009年08月02日 22:00

まえからときどき日記で紹介していますが、近所のケーキ屋さん「パティスリー サロン・ドゥ・テ アミティエ」がご贔屓です。
なんだかとってもオータンティックなのでお気に入り。
実は家の近所はもともとフレンチレストラン激戦区だったのですが、気が付くとお菓子屋さんも結構ひしめいています。そのなかでも特別なのがこのお店で、次は?となると全然ジャンルの違うお店になります。
幸せはスイーツから
今日はEnsoleillée(アンソレイエ:マンゴー・ムースにココナッツ風味のクリームを添えました)を食べました。とっても上品なお味で、上に載ったフルーツが可愛い。隣に写っているのはReligieuse Framboise(ルリジューズ・フランボワーズ:ルリジューズはフランスでは定番のシューのお菓子。その形から「修道女」という名前がついています。フランボワーズ味のクリームを2種使いました)で、これも美味しい。2段式のシュークリームで最近真ん中のクリームの色が変わりました。以前は修道女の首のレースが白かった。

シェフパティシエールがフランスで勉強してきた方で、とってもきちんとできているのが素晴らしいのです。フランスの音楽が流れているのも素敵だし、OVNIとか映画のチラシも貰えます。今日は届いたばかりの『幸せはシャンソニア劇場から』のちらしを頂きました。この映画は今月の「ふらんす」でシナリオが紹介されていたし、大野修平氏のブログでも扱われたばかり、知人のブログにも言及した記事が。我らがカストール爺は触手を伸ばさなかったみたいだけれど。

この映画はいつか見ると思います。大野先生みたいに試写会に呼んでもらったり!(大野先生は「ふらんす」も送ってもらってる。流石は執筆者!)は無理なので、たぶん近所の名画座かDVDかテレビになると思いますが。36年は不況とストライキの年なので、実は社会派なのではないかとふんでいます。

「ディディエの会」に行ってきました

2009年08月01日 22:07

と言っても、犬の気持ちになってサッカーボールを蹴っ飛ばす会でも、宇宙と交信しつつサキソフォンを吹く会でもないのはもちろんで、僕が行ったのは「ディディエとのリサイタルとプティコンセール~フランス語でシャンソンを歌う会~」でした。場所は千代田区立!内幸町ホール。3年振りぐらいに行ったのですが、地下鉄の駅から直結なのでした。途中、第一ホテルの地下とか新幸橋ビルの地下とか通ってドイツ居酒屋に心引かれたりして、帰りに寄りたかったけれど連れも無かったので諦めましたが、なんだか東京はどんどん楽しく便利になっているみたいです。

閑話休題、「ディディエの会」は「一曲ぐらいなんとかフランス語でシャンソンを歌ってみたいと思っている方、ディディエ先生と、懐かしい歌、新しい歌を是非ご一緒に歌いませんか?」という趣旨で全国で講習会を行っているようです。昨晩のコンサートは5回目の講習会のまとめにあたりディディエ先生は7月いっぱい全国を回られて8月3日に帰国されるとのこと。ネットにはあまり情報がなかったのですが、「ディディエの会へのお誘い フランス語でシャンソンを歌う会 大喝采の中2004年度終了! 2004年第2回プティコンセール 内幸町ホールぎっしりのお客さま!に励まされて生徒もディディエ先生も大熱演いよよ(ママ)華やぐ「ディディエの会」!! 2004年11月15日於内幸町ホール 一曲ぐらいなんとかフランス語でシャンソンを歌ってみたいと思っている方、ディディエ先生と、懐かしい歌、新しい歌を是非ご一緒に歌いませんか! 2004年東京講習会は11月6日から8日の3日間で100人以上の方がご参加。「夢のようだ」「生きがいになっている」というお声まで。次はあなた!」というウェブページと第1回プティコンセールのプログラムのword文書を発見しました。それに拠るとディディエ先生は

ピアノ、歌唱法、ドラマ技法、様々な演劇・映画技法を巴里の最高学府に学ぶ。舞台俳優、演出家、作曲家、編曲家、演劇学校音楽部講師として多方面に活躍中。新作ミュージカル「La guinguette a rouvert ses volets」は来年5月~7月パリ公演。

という方で、今年のプログラムには「指導者のディディエ バイイー氏は、フランスで活躍中の舞台俳優です。さらには作曲家、演出家、ミュージカル作家として、2005年に、ディディエ氏創作のミュージカル「La Guingette a rouvert」(ママ)がモリエール賞にノミネートされました」とのことです。

実は、この会についても、Didier Bailly氏についても、予備知識ゼロでした。ちらし1枚だけが頼りでそこには、ディディエ氏のポルトレと、「ディディエのリサイタルとプティコンセール~フランス語でシャンソンを歌う会~」というコピー、後は会場の場所や日時、主催者連絡先があるばかり。ただ、このちらしが僕の恩師に由来するもので恩師もいらっしゃるという「○○先生からチラシをいただきました。○○先生もいらっしゃるそうです。」との連絡があり、昨晩は何の予定もなかったので、これは行かない訳にはいきません。

実際に、会場でプログラムを受け取り「プティコンセール」が始まると、これは演奏会というよりも発表会だと気付きました。ただし、レベルの大変に高い発表会です。最初にディディエ氏の生徒の皆さん17人の方がディディエ氏のピアノ伴奏で17曲を次々と歌います。曲目は「ラ・メール」「今夜、おいでよ(マイク・ブラント!)」「ロマンス(グレコ)」「待ちましょう」「ミラボー橋(フェレ)」「バラ色の人生」「オー!シャンゼリゼ」「コワ・モワ・トワ・ソワ・ソワ(バーキン)」「セ・シ・ボン」「バラ色のさくらんぼの木と白いリンゴの木」「毛皮のマリー」(ここまでが第1部でここで休憩が入りました)という感じでした。ところどころ新しいけれども全体に「いわゆるシャンソン」です。

おひとり、ミュージカル「スターマニア」でマリー・ジャンヌが歌うナンバー「ウェイトレスの憂鬱」を採り上げた方がいらして、僕は「スターマニア」好きなので大変嬉しく感じました。あと、ピアソラの「忘却」これも、ぼくはピアソラ好き(以下同文)。

みなさん「今日のこの晴れ舞台のために寸暇を惜しんで慣れないフランス語を一生懸命覚えて練習に励んで参りました」(昨日のプログラムより引用)という一生懸命さが素晴らしかったのですが、最後に「ディディエオンステージ」で5曲歌ったディディエ先生は別次元の素晴らしさで、当たり前ですがフランス語が実にフランス語らしく響き、リズムもメロディーも盤石で、ムルージ「不実女の嘆き」~ジュリアン・クレール「レ・セパレ」~「我がサンジェルマンデプレよ、今何処?」~「8月のパリ」~ゲンズブールとペチュラ・クラークの「ラ・ガドゥー」は本当に素敵なパフォーマンスでした。しかし、日本人の生徒さんのフランス語と先生のフランス語の圧倒的な差はどこにあるのだろうかと考えてしまったのも事実です。

いろいろ意味のある経験で○○先生には、今更ながら大感謝です。

僕はちっとも存じ上げなかった「ディディエの会」はもしかすると超有名かもしれません。大野教室でご一緒の方、ご一緒した方に3人もお会いしましたから。まだまだ修行が足りないなぁと思うばかりです。



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