スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ジャン・クロード・ローダ&ジャン・イヴ・デュバントン ACCORDION & GUITAR DUO

2004年10月31日 17:51

 ミュゼットを聴きに飯田橋の近くの日中友好会館へ。日曜の午後4時半からというふしぎな開始時間は、主催の虞先生の東京アコーディオン文化倶楽部の第1回発表会に続いて行われたからでした。  ローダ氏はアルマ・サンティで、デュパントン氏もマヌーシュスィングでは有名人。実はアルマ・サンティってちゃんと聞いたことがなかった(こればっかり)ので、ジョー・プリヴァばりの泣きのアコーディオンという世評から、まるで演歌のような「ど」ミュゼットを期待して行きました。  結果は…。まっとうな演奏でした。きちんとした、むしろ礼儀正しい音楽で、破滅的なにおいがしたりはしませんでしたね。  そういえば、初めてバルセロナに行ってガウディの現物を見て回ったときも、あの生物学的フォルムがもっともっとぐにゃぐにゃして今にも動きそうな不健康なデカダンなイメージだと思っていたんですが、実際には石でしっかりと建っていて「ああ、ちゃんと建っているなぁ」と思ったものでした。建物って安定しているんです。建っているぐらいなんですから。  ジョー・プリヴァ先生にしたところで、毎日演奏していたのだから、そうそう阿部薫みたいな演奏をしているわけないし、阿部薫だって音楽なんだからプランとか辻褄とかありますよね。  参考になったのは、歌の良さ・曲の良さ。とにかく名曲オンパレード(アンコールは「群衆」)であたりまえだけれど外れがない。それから、あんな大昔の曲が現役のミュゼットというジャンルの奥深さを感じました。曲目リストなくしたんですが、でてきたら、アップします。ローダ氏の父親の名前をタイトルにした自作曲も、スゥイングやミュゼットの名曲と並んで遜色ありませんでした。  ただ、それは趣向を変えるということの一環なのでそうだったのかもしれません。「趣向をかえる」という方針は結構徹底されていて、デュパントン氏は歌も歌うので、それだけでもインストだけよりも楽しめます。MCでジョークもあって(Venez chez moi のときに「次の曲は『僕の家においで』というタイトルだけれども本気にして来ないでくださいね。ちょっと人数が多いから」、これ訳されなかったけれども客席は反応してました)、ギタリスト氏はなかなかのエンターテイナーでした。  アコーディオン・プロパーの興味からは、楽器はモジャンでした。ミュゼットとシングルトーンを使い分けて、ギターがソロを取るとき以外は、左手は使わない。情けなかったのは最前列で目を凝らしていたけれども右手の指使いが理解できなかったこと、もしかしたらベルギー式なのかもしれないといってみたりして。あ、ベースは3列の短三度があるやつで、僕の楽器と同じでした。  最後に、「モントーバンの火」について曲目解説でモントーバンがドイツに焼き尽くされたのを忘れないためのたいとるだとあって、初めて納得がいきました。でもこれって、名古屋の巨匠の説に反するんだけれども…。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://varietekishitsu.blog115.fc2.com/tb.php/103-0cbffadd
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。