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鈴木亜紀『いちばんユルい日』

2005年01月15日 23:25

>会場■新宿ゴールデン街 ソワレ >suzukiakiより >ソワレはとっても狭くて『ふれあい度』満点。10人入れば一杯な感じです。そして 畳敷き。 >マイクなしです。 >この日は名古屋から,三線で沖縄民謡を歌う,酒井弘美さんをゲストに。 >ユルさも満点。この日のタイトル,『いちばんユルい日』で行こうかな。ソワレに『飲みに >行く』って 感じでぜひどうぞ。 >新宿ゴールデン街花園三番街 TEL.03-5272-8088 >時間■ OPEN 20:00 / START 21:30 と 22:40 の2回 料金■ 2,000円(別途飲食代必要) こういうインフォーメーションを見て、ライヴに行くことにしました。 いや、本当はこれの前の「詳細後日」の時点でお店を検索してとりあえずは電話予約。 「あの」鈴木亜紀さんのライヴを、そんな狭い店でやって良いのかと。10人入れば一杯なんて「葦」より狭いではないかと。 昔でいえば成人の日は雨で、店に着くと9時。いつものことですが他のお客はいません。お店は3,4人座れるカウンターと、下の椅子席なのですが、椅子席はカウンターの後に壁を背にして並んでいて、下の席に座った人はカウンターの人のお尻が視界に入る不思議なレイアウトです。 テーブルもありません。ライブは2階らしくてリハーサルの音が聞こえます。ソワレさんと思しき男性、サポートメンバーと思われる女性たち、そして亜紀さん本人がなんどか降りてきます。トイレが下だからですね。 ぽつりぽつり現れるお客さんたち。僕はウォッカオレンジを飲みながらカウンターの中のお兄さんと話をしたりして、時間を潰します。ずぶぬれの男性が入ってきて雨がずいぶん激しいのかと思ったら、傘をささないからですって。雨が降ったら傘を差しましょう。 リハーサルも終わり、昔の日本家屋のような急な階段をあがった2階はさらに驚きの空間でした。窓を背にピアニストがこちらを向くようにエレキピアノがセットされています。その前にテーブルと椅子が3脚。そしてその空間に対峙して畳二畳のスペースがあります。畳二畳分ではなく、畳二畳そのものがあるのです。客は畳に座ります。なんとなく9人の男がルービックキューブのようにおさまりました。僕は左前方の席というか位置です。ピアノと座敷の間の椅子には鈴木亜紀さんとサポート(?)の女性2名が。もしかすると楽屋だってこれより広いのでは。 そうして、ライブが始まりますが本当にマイク無しです。クラシックでもないのに生なんてテテ以来ですが、あのときは PA の不調のためでしたが、ここは本来そういう店なのです。 昔の曲だという「桐の花」が、去年の曲の「ハムカツサンド」が、「海が見えるよ」が「クラゲの二人」が歌われました。「ひとのいろいろ」もあったかな? セットリストを覚えてないのです。お客さんはみんなみんな常連さんらしく、どうせどこかのホームページや掲示板にアップされると思っていたし、丘の上に座って夕日を浴びるように音楽を聞いていたので…。 ステージとステージの間も、亜紀さんはそこにいるので、なんだかお喋りしたり質問に答えたりします。最初のステージのお客さんは男ばかりで、どうも気合いの入った鈴木亜紀ファンばかりのようでした。 セカンドステージの最初、お客さんだったはずの岡林さんが馬頭琴を取り出して聞かせてくれました。そしてホーミー。生のホーミーを1メートルの距離で聞くのは驚きの体験です。さらにゲストの酒井弘美さんと、岡林さんのデュオ。酒井さんの三線弾き語り。サポートでパーカッションが加わっての亜紀さんの弾き語り。お店のオーナーでありシャンソン歌手のソワレさんが上がってきて、「海が見えるよ」をリクエストしました。最後はソワレさんと「ブルーブラック」。最後の最後にスペイン語の歌「太陽讃歌」。セカンドステージはソワレのお客さんである女性が数人みえてオーディエンスも十数人でソワレの2階はいっぱいになりました。 それから、出演者とお客でずっとずっと飲んで話して、ああ、ゴールデン街なんだなぁと思いました。僕が帰ろうとすると僕の傘がなくて「それをさしていった人の行き先はわかるから」とソワレさんが自ら取ってきてくれたり、なんだかドラマみたい。 ところで、亜紀さんはライブのトークでもライブ後のトークでもいっぱい面白い話をして、僕がマックを使っていると言ったら「どうしてマックなんですか」と訊かれて「昔はフランス語の関係者はみんなマックだったのです」と言ったら「外国語の人には一度言いたいんだけれどなんであんなにややこしいのよ」と言われたとか、いつもノースリーヴなのは二の腕に自身があるからですかと質問したとかいう微笑ましいお話もあるんですが、一番印象に残ったのはパーカッションとどうやって合わせるかというお話で、自分のリズムに合わせてくれる人が良いということで、それって上物系のパーカッションですよね。ビートを打ち出してもらってそれに乗って歌うわけじゃないんだ。あぁ鈴木亜紀ってそういうひとなんだ。いったいあの人は何者なんだろうと僕は定義したくて、日本のジャンヌ・シェラルなんてどうだろうとかいろいろ考えているんですが、その晩は鈴木亜紀はパンタなんだという結論を得ました。だからパーカッションはトシで音楽は頭脳警察です。でも政治とか歴史とか行った男流文学的な部分がないパンタだから恋愛とか人生とか風景を歌う。鈴木亜紀さんの音楽は強い音楽です。(2005年2月13日記)
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