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『ベルヴィル・ランデブー』を見に行って

2005年02月10日 01:09

なんだか更新が滞っています。毎日書いていたのがウソの様というよりも毎日更新というモットーがウソになっていますね。それでもアクセスが減らないのが有難いやらで、むしろ書いた後はアクセスが落ち込んだりして、なんとなく見透かされていたり。そういえば「久々に更新があったので」というメールを頂いて痛かった。他にもメールで「日常的なことが面白い」というご感想もあり、プライヴェートなことは極力廃して内容のあることを書こうとしているので喜んで良いのか微妙です。 それはさておき、『ベルヴィル・ランデブー』。アニメです。マンガやアニメに目の肥えた友人たちがこぞって絶賛しているので見よう見ようとと思っているうちに最終日になってしまい、慌てて見に行きました。面倒くさくなって行かない畏れもあったのでわざわざ前売り券を買って自分に縛りをかけたりして。………。すると好評につき明日からも銀座に場所を移して続映だそうです。それを昨日ホームページで見てちょっとがっかりしました。結論を言えば新宿に見に行って大正解でしたが。 タイトルが『ベル「ヴィ」ル・ランデ「ブ」ー』なのは、もう仕方がないのかな? いわゆるシル「ヴィ」ー・「バ」ルタン現象ですね。 テアトルタイムズスクエアに初めて行きました。システムが入れ替え定員制で「新宿高島屋店開店の朝10:00より、最終回まで各回の受付を行います」。今年の正月の奈良の映画館がこれでした。僕は席がないかもしれないという不安に駆られて朝一で受付をしたあげく映画館が3割の入りで余裕で見られたという裏切りにあったのですが、今回も不安になって、サラリーマンが来ないであろう午後5時半の回を4時過ぎに受付するという行動に出てしまいました。受付番号は14番。 だいたい1時間ほど時間が出来てしまって、困ったのですがビルの同じフロアにあるHMVで簡単に潰れました。 まずはお約束のワールド・ミュージック:フランチ・コーナー。そういえばそこは、東京ヴァリエテ倶楽部結成の聖地ではありませんか。コラリー・クレモンを発見。ボーナス・トラックよりも Lisa TANI 先生の訳詞に惹かれて500円以上高い日本盤を買ってしまう。本当ですよ。だいたい、ボーナス・トラックってそんなに好きじゃないのです。もうどうでもいいけれどもクレ「モン」なのね。クレ「モン」ティーヌに倣ったのか。ルネ・クレ「マ」ンの立場はどうなるのとかは、もう言わないことにする。言ったけど。 ルピル『スターシステム』発見。ライナー執筆者の名前を確認して寿ぐ。1枚しかないので買いませんでした。だって僕が買ったら、直後に来た人が買えないじゃない。どうせ僕はどこかでいつかは買うのだから。 いつもだとそれだけで帰る僕ですが、時間があったので、洋楽のコーナーを見て回りました。 まずは、かかっている音楽がなんだかとんでもないインプロものでびっくり。まるでラリーズのような、こんなものを大音量で一般人に聞かせて良いのかと思ってカウンターに訊いたら Mars Volta というバンドの新譜でした。いや~音楽は進化しているなと思ったのと、ちゃんと新譜に反応できる自分が嬉しかったりして。 が、結局そのCDは買わずに、スパークスの2年前のCDを発見して買ったり、テレヴィジョンの2枚がライノからリイシューされたのを買ってしまったり。スパークスは前々作の『ボールズ』があまりにピンと来なかったので「待望の来日公演」に行かなかったほど興味を失っていたのですが、大昔からのファンだからやっぱり新譜を発見したら見過ごせない。テレヴィジョンも、「リトルジョニージュエル」が入って再発になったとか紙ジャケットとか、買う理由は幾らもあったし、そもそもファーストはCDを持っていないのです。なぜか手許にないCDというのがいくつもあって、そのひとつ。でも「出会わないから」買ってなかったのでした。でも出会ってしまった以上仕方ありません。なんて、昔のものばっかじゃだめじゃん自分。 そうこうするうちに時間になってテアトルタイムズスクエアに戻りました。 驚いた。そういえば元アイマックスシアターだから当然なのですが、とんでもなくスクリーンが広く客席が階段状で、素晴らしい設備です。開場時に右前方で係員が場内説明をするあたりもアイマックスのシステムを踏襲しているのが笑えます。それはともかく、ここで見られる映画はここで見るべきです。銀座で見たり、もしも飯田橋のギンレイに流れてきたらそこで見ることになったのでしょうが、ずいぶんちがった体験になることは確実です。 それからふんだんに予告編を見せて頂いて、そういうのって腹が立つこともあるのですが、何しろ画面が大きいので嫌にならない。もうすぐ、やっと見られるアルモドバルの『バッド・エデュケーション』(新宿で見られるうちに速攻で見ようと決意しました)のトレイラーが見られたのと、『タッチオブスパイス』をチェックできたこと。『ミーンガールズ』はテレビでやったら見逃せないなとか、どうして中国(大陸の)映画は予告編だけであんなに泣きそうなになるのか、やっぱり本編は見ない方が良いかなでも実際に見た人は意外と冷めているのはどうしてだろうと『故郷の香り』で思ったり、いろいろ収穫がありました。基本的に僕は予告編は好きですね。だいたい幾ら見ても良いな、そういえば昔銀座に予告編をずっとかけている只の映画館があったけれども、あれはどうなったのだろう。まあ、今はネットでみればいいのだけれど。やっぱりスクリーンはいいですね。 『ベルヴィル・ランデブー』そのものは、僕がパリのベルヴィルの話だと思いこんでいたので多少混乱したのですが、アニメならではの作品で良かったです。僕が本当のアニメ好きマンガ好きならばもっともっと楽しめたことでしょう。冷静に考えると吉田戦車氏もとり・みき氏もまついなつき氏も漫画家だし、とり・さんはアニメの脚本家でもあり、吉田さんだって自作がアニメになっているわけだし、僕より視点が深いのでしょう。なんというかアニメ世界への没入能力が高い。そのことは、やはりみんなが絶賛していたクレヨンしんちゃんの戦国の話を見たときにも、温度差として感じていたのです。でもね、『ベルヴィル・ランデブー』は僕のようなアニメ素人が見ても大傑作には変わりないですが。 でも、僕には音楽があります。ああ、あのキャラはジャンゴだなとか、そういう意味付け。それからフランスのことを多少は知っているので、一般の日本人とは違う読みができることもいくつかあるでしょう。最後にクレジットにかぶせて -M- の声が聞こえた途端にそれとわかるとかも、まあ修行の成果と思って良いのかも。 びっくりしたのは、上映後に映画館の外で同僚のフランス人PGに会ったこと。フランスで既に見ていたのだけれども最終日ということでもう一度見たくてやってきたそうです。同僚が、ああいう映画を見に来る人だというのは嬉しいですね。でも、なんで一人なの? ま、人のことは言えませんが…。ちょっと立ち話をして別れたけれど、よく考えると夕食でも一緒にとか、ちょっと飲みにとか誘うだけでも誘えば良かった。でも、映画館なんて非日常空間で日常に出会ってしまって面喰らって状況に反応できませんでした。 結局ひとりで帰りました。神楽坂を登っていたら、ビルの二階にあるチェーン定食屋大戸屋の外から見える席に、別の同僚(日本人)が一人で座るところが道から見えました。店に入って一緒に夕食をとろうかなと一瞬思ったけれどもやめておきました。都会人はみな寂しい。そういえば『ベルヴィル・ランデブー』は家族の絆の話だったのでした。(2005年2月10,11日にちょっと身辺雑記を交えて書いてみました。その分冗長かもしれませんが御容赦のほどを)
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