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『ロング・エンゲージメント』に関する覚え書き

2005年03月21日 23:04

僕的には「やっと」見た、この映画ですが、ここ数日20世紀初頭がマイブームだった(大野教室でイヴェット・ギルベールの「シュイ・プロシャルド」にびっくりしたことと「録音されたフランスの歌アントロジー1900-1920」が届いたことのため)のでタイミングは完璧でした。映画の舞台は第1次大戦中戦後であります。 公式サイトのキャッチフレーズにしたがえば「愛のミステリー」。僕の印象は「セックスと死の映画」。 前作の『アメリ』は「セックスの映画」だったと思うんですよ。ファーストシーンが受精だったし、結末を明かしてしまえば(『アメリ』を見ていない人で結末を知りたくない人は続きを読むのはやめましょうね)二人は出会って結ばれて終わるわけです。何故そんなものがあるのかわからないという感想もあったギャグ的なエピソードでセックス満載のエピソードもあり、セックス・ショップのシーンありと『アメリ』はセックスに満ちていました。そのあたり「小学生の娘には見せられない」というまっとうな反応もあったわけです。 今作は結ばれた二人(だから婚約状態なの。原題は「婚約の長い日曜日」。これってなんだろう。「婚約の日曜日」って何か具体的な意味があるのかな。ずっと考えています。英語だと「とても長い婚約期間」で別にモーマンタイなんだけど)が戦争で別れ(これまた結末を知りたくない人は続きを読むのはやめてください)最後は再会するわけなんですが、そこまでの経過で、とにかくバンバン人が死にます。いろいろ珍しい死に方もある。人物紹介やエピソード、回想シーンではセックスてんこ盛り。そういえば『アメリ』って人が死ななかったんじゃないかな。あ、アメリのお母さん(とその死の原因)が死んだか。 Love and death というとウディ・アレンの映画になっちゃいますが、今回は根元的なテーマである愛(セックス)と死のイメージに満ちているわけですから無敵の映画です。とにかく強度は保証付き。 ジュネの映画だからディテールで言いたいこと、言っておきたいことは無限にあります。 ○あ、ドミニク・ピノンでてる。 ○ジョディ・フォスターでてました。 ○ドニ・ラヴァンが出てたけど。 とかね。 どこで、どのように見たかにこだわる僕としては有楽町はマリオンのピカデリーで見たことも外せない。やっぱりジュネ映画はアート系で『エイリアン4』を別にすればマリオンで見る映画だとは思っていなかった(ちなみに『エイリアン4』はテレヴィで見る映画)ので、こっちに来たかって感じがありました。マリオンってなんとなく『スピード』とかそんな感じがある。もう、ドミニク・ピノンが出なくなっちゃうんじゃないかと心配したりして。でもジュネ映画はジャン=レノがいなくなったベッソン映画みたいな変質をしないとも思っています。今回も相変わらず缶が登場したりしてそういう変わらないところが嬉しかった。 オドレ・トトゥはアルモドバル初期作品のカルメン・マウラ(またはセシリア・ロス)にあたるんだろうね。ドミニク・ピノンがロッシ・デ・パロマです。 音楽生活を扱うブログとして音楽を語りたいのだけれども、バダラメンティ氏のスコアは立派な映画音楽で特別に印象に残りませんでした。それよりも断片的にパリのシーンで聞こえていた当時の音楽や、軍人が死ぬ(殺される)前に歌う歌が気になった。DVDかアヴァンセーヌ(出てるかな。それともストーリボードかな)を買ってクレジットを調べたい。(映画を見た翌日の2005年3月22日記)
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