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『インディア・ソング』など

2005年06月28日 00:53

『さよなら、ぺとぺとさん』を読了。これで木村航を4冊読んだことになります。素晴らしい。最新作とデビュー作も図書館が入手してくれることでしょう。 『ネコソギラジカル(中)赤き制裁VS.橙なる種』も無事ペリカンで届きました。図書館だと予約待ち20人だもの。待ちきれないよ。果たして今夜読んでしまうでしょうか。そして僕は『失われた時を求めて』全巻を一気読みして一週間無断欠勤し、職を失ったマルグリット・ユルスナールのようになってしまうのでしょうか。たぶんならないな。職を失っても将来フランス翰林院に名を連ね不滅の人になれる訳じゃないものね。職を失うのは簡単だけれど。 それに今夜はおなかいっぱいなのです。アマゾン様に無料で届けていただくために前から買っておこうと思っていた、もうひとりのマルグリット、デュラス様の『インディア・ソング』を注文したのですね。それで、なんとなく見てしまった。 冒頭の日没でノックアウト。また自分がよく憶えているのに呆れる。確かに最初のベトナム語の歌などカセットに落として死ぬほど聴いる。だがそれににしても…。歌が終わると画面を鳥が飛ぶ、それから女性2人の掛け合いのナレーションが始まって第一声は「モンディアン(物乞い女だわ)」。ディテールが次々と脳裏に甦り、その通りに画面と音声が展開する。 映画はとにかくエモーショナル。ずーっと見てると訳もなくうるうるしてしまって、それを見透かすように「どうして泣いているの?」というナレーションが飛んでくる。カウンター。 デュラスって実は簡単なんだけれども情動の振幅が激しいから作品に接しているときは混乱してしまって凄く前衛に感じるんですよね。これって、木村航氏の『ぴよぴよキングダム』『ぴよぴよキングダム2ときのしおり』を再読、というか連続二回読み(映画だとロードショーで二回見たりしますよね。本でやるのは久しぶり。要するによくわからなかったんですよ。で、二回目は異常にわかりやすいの)して思ったことと同じだったりするんだな。とオチがついたというか話が一周したので、今日はここまでです。女性は偉いね。 『インディア・ソング』再見して、といっても真剣に見たのは最初の30分くらいで、あとはトロマンジェな感じでBGM代わりに流しているんですが(ついさっきミシェル・ロンダールが叫んだ)デュラスの映画は『インディア・ソング』でさえ思った以上に「見立て」の世界であります。どうみてもインドではないし、大使館にも見えない。でもそうとしか思えないマジックリアリズム(この用語は誤用)。やっぱりとんでもない映画ですね。と、いきおいで『ベネチア時代の彼女の名前がカルカッタの海岸に』のヴィデオをフナックに注文してしまった僕はこれで老後も安心なのだろうか? あんな映画を繰り返し見るのは不気味だな。
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