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『地球のはぐれ方』

2005年07月31日 08:26

村上春樹がスタイリストの吉本由美、写真家都築響一(そういえば知人(の部屋)がTokyo Styleに載っている)と3人で「東京するめクラブ」というユニットで行った旅行記。 旅行した先が、ナゴヤ・熱海・ハワイ・江ノ島・サハリン・清里で、サハリンと清里以外は僕も割と詳しいのだが。 この本は「ちょっと変わった旅行や人生の楽しみ」を提案しているはずなのに、あまりにも普通に読めてしまったのが問題と言えば問題。 例えばマウイ島とホノルルのユルイ楽しみに関しても、いまさら感がある。「日本人が行かない」ルアウもポリネシアン文化センターにちゃんと行ったし、終わってしまった(残念。知らなかった。また行きたかったのに)コダック提供の無料のフラダンスショーも行った。本当に観客は白人ばかりでした。帰りにカパフル・アヴェニューに行ってチャプスイとかをフジ食堂で「ライスはワンスクープね」と注文して食べてヴィンテージのアロハをしこたま買ったりもした。 江ノ島篇でもエスカーとか普通に知ってる。「きんきろう」という食堂(だったかな?)に言及して欲しかったとか。旧江ノ島水族館の「ジェリーフィッシュパーティ」も行ってる(そこで鈴木亜紀さんを初めて聞いた)し。 こうやって書くと特殊な人みたいだけれども、そんなことないのです。もう「こんなユニークな僕」を自慢しようっていうのがイヤったらしい上にたいしたことないのはよくよくわかったから、そんな気分は微塵もないし、そもそも上に書いたアトラクションは全部普通のガイドブックに載っていたのです。 「人とは違うんだぞ」という思い上がりとも「どうして人と違うんだろう」という悩みとも違うところで、不思議に困惑した気持ちでいる。 そういえば昔、同じ村上春樹氏の『日出ずる国の工場』を読んでブティックに赴き10年ほどコムデギャルソンの愛用者となった(いまでも様々な事情が許せば川久保玲氏のブランドを纏いたいとは思っている)のだが、そういう行動って一般的じゃないのかな? こんど熱海に行ったら風雲文庫に行かねばなるまい。と、強く思ったのですが、みなさんいかがですか?  本当に昔から不思議なんです。ほら、新聞とかに紹介された場所に翌日勢い込んでいくと滅茶苦茶空いていたりするんですね。どうしてみんな行かないのかな? ブリュッセルの小便小僧の女の子ヴァージョンとかも「地球の歩き方」に載っていて小便小僧のすぐそばにあるのに実際に行った人に会ったことがない。あげくのはてに「トリビアの泉」で採りあげられたりする。中公新書の旅の本で「ヨーロッパ一美しい村」と書いてあったバーガンディーの村にも実際に行った人にはほとんど会ったことがない。丘の上にあって麓には世界一(当社比)のフランス料理店があるんだよ! この手の話はこどものころから沢山ある。 僕は『地球のはぐれな方』が欲しいくらいです。
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