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素晴らしい1日

2005年10月06日 01:12

ほんの3分前に終わった今日10月6日はなかなか素晴らしい1日でした。 まずねぇ。仕事の日じゃないから目覚ましで起きなくていいというのが幸せですね。 で、東京アコーディオン教室のレッスン日なので家を出ると降っていると思っていた雨が上がっていたので地下鉄で行く予定を変更して自転車で金子万久先生のお宅に向かったので、浮いた時間で朝マックが出来たことですね。 今日のレッスンは練習不足のために滅茶苦茶心配だったのですが何故か好調でアルペジオは日頃の2割り増しのスピードで弾けるし、先週だめだめだった「オブラディ・オブラダ」もちゃんと弾けて良いレッスンでした。もっとも初めて先生の前で「アリデベルチ・ローマ」を弾いたときには不思議も時間切れだったらしく「もっと弾き込めばいいでしょう」になり「パリ空」のホ短調ヴァージョンというか本来のキーのヴァージョンも「もっと弾き込めば」だったので別の意味でも良いレッスンだったのですが。 先生にヨハンナ・ユホラ嬢のライブの報告をしたところ、「それでルックスは?」「美人です」「じゃぁカメラ持って取材に行く」と、いうわけで今日再び中目黒に行くことになりました。(続く) 帰宅すると午後は2時から近所で昨年のフランスでの大ヒット映画『コーラス』を上映しているので名画座へ。いい映画でした。実は声楽家とお食事をした際にこの映画の感想を伺っていて、「音程が取れない子に『君のパートはない』と言って人間譜面台をやらせるのはひどい」(あ、『コーラス』は不良少年を収容する寄宿学校で合唱団を作る先生の話です)とのことだったのですが僕にはそれほどひどいとは思えませんでした。むしろ何も仕事がないよりも子供のことを考えた措置ではと、、、。才能のある少年は自然とソリストとしてとりたてるとか「人はそれぞれ」というフランス的な考えに充ちた映画といえます。あと魅力的な大人の女性(とりあえずファニー・アルダンを考えて頂きたい)が登場するのも日本映画にはない美質ですね。ここから何行かは見てない人は飛ばして欲しい、要するにネタバレなんのですが最後の方で先生が学校を去るシーンでお別れを言うことも見送ることも許されない生徒達が窓から紙飛行機を投げてメッセージを送り、手だけを出して振り、合唱が聞こえるという感動のシーンで「窓から沢山の手だけが出ているのはある種の怪談、泳いでいると海の底から沢山の手が、、、という奴みたいで恐怖」とか「どうして先生は紙飛行機を全部読まないし、全部拾わないで去っていくのだ」とか邪念が湧いて困りました。時系列の混乱もあったし、最後で駆け足詰め込みになった感があります。そういえば途中でもご都合主義的な安易かつ急速な展開があったし、、、。やっぱり僕は『バッド・エデュケーション』の方が好きだなんて比べること自体が間違ってますか。オリジナル曲よりもラモーの「夜」が一番だったというのもなんだかなぁ。 (続いた)夜のヨハンナ・ユホラ嬢は一昨日とほぼ一緒だったのですが、オープニングとエンディングに歩きながら登場退場をしつつ演奏するミュゼットっぽい曲が追加されていました。おとといの日記でもリンクを張ったこの曲(クリックすると音が出るので要注意)でした。演奏後に「僕もジュネ(とカロ)の映画は大好きで『ロストチルドレン』が一番なんですよ」とか、ちょっとお話ししたんですがユホラ嬢はあの映画は4回見たそうです。万久先生にも気に入って頂いてお連れした甲斐がありました。先生はピンクのハンチングというすてきな出で立ちでユホラ嬢も「すてきな帽子ですね」と見逃せない感じです。というか、あれを見て黙っていられる人はいない。万久先生は「お茶飲みましょうか」とうかがえば「お茶なんて飲んでちゃだめだよ」だし(フィンランドのビールを沢山頂きました)、「重いアコーディオンを2台も持って日本に来るなんて余程ギャラが良くなくちゃ来ないでしょう」なんて言うし(通訳の招聘元が訳さなかった)、万久節はいつも通り冴え渡っておりました。北欧デザインにも興味津々でガラスの小さなコップをお買い求めになり「これで日本酒を、、、」とのこと。う~ん。 ライブをお教えした御礼に銀座へでも行かないかという先生の有難い有難いお誘いを振り切って外苑前へ。鈴木亜紀さんの定例ライブです。これまた、それだけの甲斐がある素晴らしいものでした。ゲストはDKKと関西では称される太田ピカリさん。よく考えると爆笑問題の人みたいな名前だなぁ。DKKとは「どもり・かみかみ・ききまちがい」のことだそうで亜紀さんは最初DKKKと紹介されて「Kがひとつ多かったかな」とおっしゃってましたが、それこそ「ききまちがい」あるいは「かんちがい」「きのせい」じゃないのかしらん。ブラジル音楽のドラマーの方で、亜紀さんがパーカッショニストと紹介すると「というよりドラマーなんですが」と訂正されていました。ドラマーはパーカッショニストではないのか!と突っ込みたかったけれども。「恵比寿ガーデン・プレイスに向かうムーヴィング・ウォークは何でぶつ切りなんでしょう」というMCに「阪急やないから」と突っ込んだあとなので、僕はもう黙ってました。 今日気になった鈴木亜紀的歌詞は「思いはジェラシーの裏返し」と「昔から愛は苦しいものと決まってるし」。いやぁ辛い恋愛観ですね。ジェラシーが思いより先に存在したらそれは苦しいね。 最後に今日の読書:森博嗣の『四季』だったんですが、帰りの地下鉄で『秋』の冒頭50ページほど読んでいてぶっ飛びました。ああいう感触のショックはアゴタ・クリストフの3部作以来です。もっとも、クリストフ先生が3冊でやったことを24冊でやってるとかんがえると8倍遅いのかもしれませんが、ともあれ読書体験も上々、上出来の1日だった訳です。 こういうのって、よく計画した海外旅行の1日みたいです。行きたかった界隈を散歩して、チェックしたレストランに行って、美術館なんかも行って、夜はオペラとかにも行く。ただ、あんまり1日にいろいろあると平準化してしまって却って印象が薄れるのもありがちだし、一緒に思いだす相手が居ないと忘れていくそんな感じもあります。
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