スポンサーサイト

--年--月--日 --:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「ポルケ・テ・ヴァス」

2008年08月13日 22:00

スペイン語名曲シリーズ第2弾です。

最初に、ご紹介したのは1976年のスペイン映画『カラスの飼育』のシーンです。日本でこの映画が見られるようになったのは1980年代後半で、エリセの『ミツバチのささやき』と『エル・スール』が評判をとったために、『ミツバチのささやき』のアナ・トレントの主演作ということで10年以上遅れての公開でした。で、みんなこのシーンにやられた訳です。ご多分に漏れず僕もやられました。

このシーンで流れた「ポルケ・テ・ヴァス」は「どうして行ってしまうの」という意味で、映画がカンヌやベルリンの映画祭で受賞したこともあり、当時の汎ヨーロッパ的大ヒットになりました。

フランスでは翌年カンヌで批評家賞受賞。「ポルケ・テ・ヴァス」はスペイン語ヴァージョンのままで1986年の夏のヒット曲としてフランス人の集合的記憶に刻み付けられています。外国語映画は吹き替えで上演するフランスですから映画のフランス語版のためのフランス語ヴァージョンも制作されていますが、フランス人にもエキゾチックなスペイン語の方がしっくりくるようで、近年ではテレビで映画がオンエアされる際も歌はオリジナルが流れるようです。フランス人による後年のカヴァーも、大概スペイン語で行われています。

英語以外の外国語の歌がヒットするパターンは、ときどきあり、フランスにおける近年最大のものは、あの「ドラゴスタデンテイ」つまり「マイアヒ」であります。この辺も、面白いテーマなので、おいおい紹介してみたいと思います。

さて、1970年代の日本にはヨーロッパのヒットは波及しなかったのですが、カルトな名曲としてカヒミカリィとサブandマミがカヴァーしていますから、それなりに有名なようです。カヒミカリィ悪くないですよ。むしろ積極的に評価したいです。雰囲気は一番良いかもしれません。毒とオリジナリティがすっかり感じられない侘び寂びの世界です。

原曲には、不思議な感触があります。ベースがレゲェで不思議な電子音を被せて子供(オリジナルのジャネットが歌う動画)に歌わせると予期せぬものができてしまった感じで、その違和感で「マイアヒ」的なヒットをしたのかもしれません。

もちろんスペイン語のカヴァーはたくさんあります。先日紹介した「ゴッホの耳」の元ヴォーカルもデュオで歌っているヴァージョン(YouTubeですが、なぜか絵が日本のアニメ)でやってます。最後に超意外な人が歌っているカヴァーがあったので貼っておきます。いや、スペインつながりで意外でもないかな。
スポンサーサイト


コメント

    コメントの投稿

    (コメント編集・削除に必要)
    (管理者にだけ表示を許可する)

    トラックバック

    この記事のトラックバックURL
    http://varietekishitsu.blog115.fc2.com/tb.php/463-49f3478f
    この記事へのトラックバック



    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。