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テテのショーケースライブ

2004年09月17日 23:46

 このウェブログの記事をお読みになり、コメントまで目を通していただいている方は御存知のことですが9月10日の記事「テッテ的に秋 by 向風三郎」のおかげで(これが本当のア・ラ・ファヴール・ドゥ)テテのショーケースライヴにご招待頂けました。  あまりに嬉しくて開場の7時に会場に着いたのですが当然そんな人は他にいなくて前から2列目で聴けました。  PAの不備で雑音が出てどうするかと思えば、テテみずからがシールドを抜き(文字通りアンプラグド)「バスキング時代の感じで」と完全なアコースティックライブ。年末にはゼニットで1万人のライヴが予定されているということですし、これはものすごく貴重な機会だったのではないでしょうか。なによりも途切れない声の魅力と、前進する音楽の力強さに魅了されました。バスカーの音楽は泳ぎ続ける鮫のようなもので、止まると死ぬのですね。  2曲目がアルバム表題曲の「ア・ラ・ファヴール・ドゥ・ロートン」。僕はこの曲が大好きなのですが、このレッドゼップ風味(本人が音楽体験としてゼップに言及していました。フランスものは全然知らなくて、あえて挙げれば- M -が良いとのこと)の曲の魅力が本人のものなのか、プロデュースのレ・ヴァランタンのアイシング効果なのか、それを確かめられるのではと思っていたのです。結論は、どんなにプロデューサーが有能でも無いものは引き出せない、つまりあの曲の魅力の中心はテテから溢れるものだし、ヴァランタンから還流したものもあるという嬉しい感想を得ました。  ある曲のイントロにバッハの喜びのカンタータが引用(しかもピート・シーガー経由)されていたり、全5曲のライヴの〆が「僕にとって大切なミュージシャン」と言って始められたボブ・マーリーであったりと、単純なポップス、ヴァリエテではないとの主張が感じられました。  ライヴの後、小休止を挟んで、メタカンパニーの海老原さんによるインタヴューがあり、「フランス人にはテテという名前はエキゾチックなのですか?」「フランス語ではパイオツ(通訳名人大野修平先生が、そう通訳されてたんですよ。エッチな意味ではないですよ。語尾にeが付きますよね)のことなので面白がられます」なんてやりとりもあり、テテは日本語で父、フランス語で乳と思ったけれども、テテ氏にお教えした方が良かったかな? あとフランス語の中に突然日本語の「とか」が入ってきたり、ボブ・マーリーの歌詞も部分的にフランス語だったり、テテ氏はポリグロットです。それで言葉遊びが好き。  で、そのあとが会場との交流コーナーという感じになったので、僕も図々しく挙手して「詩が文学的で難しい(最初は日本語で言ったのですがなんだか否定的にとられては困ると思って途中で「洗練された」(ラフィネ)とフランス語で言い足しました)のはフランス人でない故に逆に気合いを入れている部分なのか」と発言させていただきました。お返事は「音楽より作詞に困難を感じている。褒められるのは嬉しいが、感情を素直に並べているので凝った詩を書いているつもりはない」というもので、はっきり僕の方を見て随_に答えていただけ嬉しく感じました。フランス語で直に理解できる喜びもありました。パフォーマーというのはコミュニケーションの喜びを人に与えられる才能のある人だと改めて思います。  会場からの最後の声が「カバンをかけて歌う人は初めて見たのですが理由があるのですか」という素晴らしいもので「心理的な要因だと思う」というお答え。たしかにカバン下げてステージするひといませんね。路上では見かけますが、あれは下に置くと持ってかれるからでしょうね。あとジェフ・ベックとか、カバン状のものしょってますが、あれもエフェクターだし。脱線してすみません。ライヴの興奮が残っているもので…。  最後になりましたが、改めてご紹介頂いた向風三郎様、ご招待いただいたメタカンパニーのみなさんに御礼申し上げます。 
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