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「狂気の愛」と富裕税

2012年11月08日 22:00

ある意味で日本における最大のフレンチ・ポップ・アイコンであるフランソワーズ・アルディさんの新譜が出ました。長きに渡った「何か変わったことをやろうとしているんだけれども何をやっても しっくりこないからファンは みんな普通の音楽が聴きたいんだよ時代」が終わり,最近のアルディさんとファンは蜜月が続いています。僕はゲンズブールの曲でヒットが出たこととセルフ・プロデュースが尾を引いたんじゃないかと踏んでますが,素直なアルディ時代の到来を告げたのが曲者バンジャマン・ビオレ氏の部分的起用だったのは皮肉です。

ちょっとネットを見てたら「アルディさん富裕税の増税に御冠」なるインタビューが。「あんなに上げられたら払えないわ。ロンドンかニューヨークに引越よ。私はサルコジに投票したわ」とのこと。「彼女のアルバムは もう買わない。そうすれば彼女も ISF(富裕税)が払えずに SDF にならずにすむだろう」なんて意見をブログに書いている人もいました。SDF は自衛隊でもスタッド・ド・フランスでもなくて Sans Domicile Fixe 決まった住所のない人たち=ホームレスです。これ,彼女の代表作 Ma jeunesse fout l'camp のルフラン冒頭の1行で,邦題にもなっている「Nous n'irons plus au bois もう森へなんか行かない」を踏まえた上に,ISF と SDF で洒落にしているわけで,フランス人は気の利いたことを言わなければいけない病気の人が多いことよと思ったものでした。

ちなみに新作のタイトルは「狂気の愛」。ブルトンの作品と同じです。ソフィー・マルソーの映画の狂気は braque なので違います。同名の小説も(ほぼ)同時に発表されています。自伝的暴露的告白的らしい。
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