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duos for classical accordions CRABB-DRAUGSVOLL (EMI CLASSICS)

2004年10月25日 22:13

 コンサートの印象も消えぬうちに、アマゾンからCDが届きました。アマゾン偉い。  『ペトルーシュカ』は1947年ヴァージョンでしたね。これはスコアを探して本格的にチェックしないと納得できないなぁ。  ライナーの文章(copyright JAMES CRABB & GEIR DRAUGSVOLLだからアーティスト自らの手になるのでしょうね)は例の「単なるおもちゃ」というグローブ音楽事典や「屠殺される豚の鳴き声に似た音色」というグリーグの言葉の引用に始まっています。これで『悪魔の辞典』が引用されれば完璧ですね。  つまり、そーゆーのは水夫の手風琴のイメージで、現在の進化したアコーディオンはこんなにすごいんだぞぉという論法ですね。さらにコードボタンからフリーベースに進化して「今では他のキーボードと同じ可能性が奏者には開けているのですよ理屈の上では」となり「クラシカルアコーディオンが生まれたぁ」と宣言しています。  でもねぇ、「ストラヴィンスキーとムソルグスキーはロシアの伝統音楽を用いていて、それは彼らの音楽の大きな部分を支配的に影響しているのです。アコーディオンはロシアのフォークミュージックではまさにロシア的な要素で、だからこそ今回のレコーディングで彼らの作品をアコーディオンヴァージョンに置き換える可能性を探るのが当然に思われたのです」なんて言っているんですね。  フリーベースは、古いアコーディオンとは違うんだぞぉ!と言いながら、古いアコーディオンの遺産で仕事してるじゃん。てのは意地悪かな? それにフリーベース・デュオでなくてもカルテットでいいじゃない。と、ますます意地悪。  ライナーにいちゃもんをつけるのはこのくらいにして、音楽は素晴らしいです。今書いたばかりのことと矛盾していますが、あの楽器、あの二人でなければできない音楽なので、ライナーで威張る気持ちもわかります。  楽器は「ピジーニ/バヤンモデル mythos」でした。  コンサートでは演奏しなかったストラヴィンスキーの「タンゴ」が良かった。これまた「実際アコーディオンはタンゴと深い関係があるのでトランスクリプションすることに決めたのですが小品ながら凄く楽しい作業でした」で、フリーベース新しい地平を広げてないじゃないと思うけれども良いものは良いのです。僕も「北緯43度のタンゴ」をトランスクライブしたくなりました。
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